SNS健康解説で人気の医師が女子学生にセクハラ、「露骨な質問」繰り返す―中国

SNS健康解説で人気の医師が女子学生にセクハラ、「露骨な質問」繰り返す―中国

健康問題の解説で160万人ものフォロワーを集めた林小清医師(写真)が、女子学生であるフォロワーに対して「セクハラ」をしていたことが問題になった。

中国で、健康問題の解説で160万人ものフォロワーを集めた医師が、女子学生であるフォロワーに対して「セクハラ」をしていたことが問題になった。同医師は性生活についての露骨な質問をしていた。新聞晨報などが伝えた。

セクハラ行為を指摘されたのは、福建医科大学付属第一医院(病院)?南医院の林小清皮膚科主治医師。福建医科大学臨床医学系を卒業し、臨床医として8年の経験がある医師だ。

中国のSNSには、運営側が「本人であると確認した」ことを表示する「Vマーク」という制度がある。「Vマーク」保持者のうち、フォロワーが多いなどで社会的影響力が大きいと見なされるアカウントは、「大V」などと呼ばれる。

林医師は微博(ウェイボー、中国版ツイッター)の「Vマーク」を取得しており、フォロワーが160万人存在することで「大V」の一人とされている。2017年には微博により、「影響力ある十大健康医療大V」にも選ばれた。

林医師はフォロワーの医療相談に応じるやりとりで、セクハラと判断せざるをえない書き込みをしていた。新聞晨報が紹介した記録によると、顔面に出来た皮膚の異常を「皮膚がんのように見える」の不安を訴える相談に対して、「初めて性生活を営む前に、自分で主動的に関連知識を学習しましたか」「あなたには性生活がありますか」などと、性に関する「露骨な質問」を繰り返していた。

福建医科大学付属第一医院?南医院は5月7日、「ユーザーから、皮膚科医師がセクハラをしているとの申し出があった」として、調査チームを発足させるとともに、該当する医師の職務を停止したと表明した。

林医師は20日、同件についての謝罪を表明した。謝罪の相手は「被害に遭った人、私の全てのフォロワー、妻とその子と家族、私を信用してくれた全ての友人、所属していた病院の院長」とした。また、セクハラが問題となって以来、自分の助手に濡れ衣を着せていたことも認めた。

助手に濡れ衣を着せたことについては、「影響を恐れて策を弄してかえってよくないことになった」「助手は、病院が手配したのではなく、自分自身が探した人。資料収集などを手伝ってもらい、SNSには関係していない」などと、改めて説明した。

林医師は問題を起こした状況について「かなり長い間、自分のこの種の行為は一種の心理的病気、あるいは中毒であると感じていた。精神科で診察を受けようと考えたこともあったが、さまざまな原因で治療を受けなかった。その結果、このような結果を引き起こした」と述べ、今後は治療を受けるとの考えを明らかにした。(翻訳・編集/如月隼人)

関連記事(外部サイト)

×