韓国・文大統領が台湾問題に初めて言及、米国の対中姿勢に同調か?=韓国ネット「中国の顔色をうかがいすぎ」

韓国・文大統領が台湾問題に初めて言及、米国の対中姿勢に同調か?=韓国ネット「中国の顔色をうかがいすぎ」

24日、韓国・KBSは、21日に発表された米韓首脳会談後の共同声明について触れ、韓国が「中国のアキレスけんに言及した」と報じた。写真は文大統領(韓国大統領府のFacebookアカウントより)。

2021年5月24日、韓国・KBSは、21日に発表された米韓首脳会談後の共同声明について触れ、韓国が「中国のアキレスけんに言及した」と報じた。

今回、文在寅(ムン・ジェイン)大統領とバイデン米大統領は、共同声明に「台湾海峡の平和と安定維持の重要性を強調する」と明記。会談後の記者会見で、文大統領に「台湾問題について米国側からの圧力はあったか」との質問が出ると、文大統領は「幸いにも、そうした圧力はなかった」「台湾海峡の平和と安定が極めて重要だとの認識を同じくした」と答えた。台湾問題について、韓国の大統領が言及したのはこれが初めてだという。

記事は「共同声明は中国を名指しはしていないものの、米国の対中けん制姿勢に韓国が呼応するような内容が公式化された」と伝えている。まず共同声明には、米国が主導する、対中国けん制の性格を持つ日米豪印4カ国連携の枠組み「Quad(クアッド)」について「重要性を認識した」との内容が盛り込まれている。また、韓国軍の弾道ミサイルの射程距離を「800キロ以内」とする制限が解除されたが、これは米国が中国を軍事的にけん制する効果があるとされている。

さらに両国が半導体や5Gなどの先端技術分野における協力を強調し、「民主的価値により強力で回復力のあるサプライチェーン(供給網)を構築する」と明記したことや、「世界保健機関(WHO)改革や新型コロナウイルスの発生源に対する透明かつ独立的な評価分析を支援する」との文言を加えたことも、中国を意識した行為だとされている。

しかし記事は一方で「韓国の外交当局は中国による拡大解釈を警戒している」とも報道しており、外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官は、ラジオ番組のインタビューにおいて「むしろ中国の立場としては、韓国が中国を敵視していない点を高く評価するだろう」と述べたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「あっちの顔色をうかがい、こっちの顔色をうかがい…」「中国に嫌われたくない文政権。中国の顔色をうかがうなんて、プライドに傷がつくよ」「中国は主敵国家だ」「主敵・中国をけん制し、米国、日本、インド、台湾と共に中国を圧迫すべき」「いつまで調子に乗ってる中国の顔色をうかがう気なんだ?。そんな調子だから、キムチは中国が起源だなんて言い出すんだ」など、不満の声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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