「心が崩壊…」妊娠中の妻を崖から突き落とした男、「終身刑」が一転「懲役10年」に―中国メディア

「心が崩壊…」妊娠中の妻を崖から突き落とした男、「終身刑」が一転「懲役10年」に―中国メディア

タイで妊娠中だった妻を崖から突き落とし、一審で終身刑が言い渡されていた中国人の男に、二審で懲役10年が言い渡された。資料写真。

タイで妊娠中だった妻を崖から突き落とし、一審で終身刑が言い渡されていた中国人の男に、二審で懲役10年が言い渡された。被害者の王(ワン)さんは「受け入れがたい」と語っている。中国メディアの鳳凰網が26日に伝えた。

2019年6月9日、当時妊娠3カ月だった中国人の王さんは、タイ・ウボンラーチャターニー県の国立公園内の高さ34メートルの崖から夫である愈(ユー)被告に突き落とされた。王さんは全身を骨折したものの奇跡的に生還。お腹の子どもは、その後治療の過程で命を落とした。

20年3月にタイの裁判所で行われた一審の判決では、愈被告に終身刑の判決が下されたが、愈被告は即日控訴。このほど行われた二審では、一審で認定した計画殺人はなかったと判断、終身刑を取り消し殺人未遂などで懲役10年の判決が下された。

王さんが弁護士から聞かされた理由は「ロープや刃物といった犯行に使おうとしていたとみられる道具が見つかっておらず、殺意があったか疑問が残る」ことだという。王さんは「彼(被告)は両手で私を突き落としたのだから、道具は必要なかった」とし、「私は(二審判決に)心が崩壊した。本当に受け入れられない。家族も同じ」と嘆いた。

また、二審判決は基本的に一審で提示された証拠を基に出されたものだといい、「なぜ2つの判決がこれほどまでに違うのか。本当におかしい」と嘆いた。

中国のネットユーザーからは「当事者でない私でも受け入れがたい判決だ」「違法行為のコストが低すぎる」「10年後に出てきて(被害者に)報復するんじゃないか」「恐ろしい。今後はタイに行っての殺人が増えるぞ」「殺人に凶器は必須なのか?どういう判決なんだ。崖のような高所から妊婦を突き落として無傷で済むと思っているのか?」など、批判的な声が上がった。(翻訳・編集/北田)

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