「ファイザー製ワクチンおとしめれば報酬」=YouTuberに指示しているのは誰か―独メディア

「ファイザー製ワクチンおとしめれば報酬」=YouTuberに指示しているのは誰か―独メディア

27日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、フランスやドイツなどの著名YouTuber宛に「ファイザーのワクチンをおとしめる情報を流せば報酬を支払う」とのメールが送付されたと報じた。

2021年5月27日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、フランスやドイツなどの著名YouTuber(ユーチューバー)宛に「ファイザーのワクチンをおとしめる情報を流せば報酬を支払う」とのメールが送付されたと報じた。

記事によると、フランスの著名YouTuberレオ・グラッセ氏は先日、Twitter上で「ロンドンのある会社から、ファイザー製ワクチンをおとしめる動画を制作しないかとの提携オファーを受け取った。この会社は巨額の予算をつけると言う一方で、自社名は伏せてほしいと要求してきた」とつづり、オファーがあったメールのキャプション画像を掲載した。グラッセ氏はこの会社について「調べたところ、レーザー美容を扱っており、従業員はみんなロシアで仕事をした経歴を持っているようだ」と説明した。

また、ドイツの著名YouTuberであるミルコ・ドロチュマン氏も、18日にTwitterで「Fazzeという広告会社から『ファイザー製ワクチンの死亡率の高さをメディアが隠しているという内容の宣伝に興味はないか』という怪しいメールが来た」と報告しており、この会社がロンドンにあり、CEOの住所はモスクワになっていたと明かしたという。

記事は、どれだけのYouTuberにメールが届き、実際にどれだけ両者をおとしめる情報が発信されたかは分かっていないとした上で、フランスのベラン保健相が25日に「このような不愉快で危険、無責任な行動が成功することはあり得ない」と憤りを示したほか、大西洋評議会の虚偽情報問題専門家せあるヤクブ・カレンスキー氏が「情報宣伝戦を仕掛ける者の目的は、誤った情報や虚偽の情報を信じさせることではない。大衆が疑問を抱くだけで彼らにとっては十分なのだ」と解説したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻)

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