米マスクメーカーで解雇など相次ぐ「中国企業と勝負にならない」―米紙

米マスクメーカーで解雇など相次ぐ「中国企業と勝負にならない」―米紙

中国紙・環球時報は31日、米紙ニューヨーク・タイムズが掲載した「中国のマスクが米国企業を市場から追い出している」との記事を紹介した。資料写真。

中国紙・環球時報は31日、米紙ニューヨーク・タイムズが掲載した「中国のマスクが米国企業を市場から追い出している」との記事を紹介した。以下はその概要。

米国ではマスク着用令がすでに緩和されており、新型コロナとの闘いにおいてこれは喜ばしい里程標だ。しかし、昨年から慌ただしくマスク生産に参入した米国の20社余りにとっては販売量の激減という都合の悪い一面もある。業界関係者によると、マスク着用規定の緩和の他、より大きな原因となっているのが中国からの低価格な防護装備の流入だ。

業界内の幹部や一部議員は、「多くの輸入品は定価が安く、米国の工場で生産する同様の製品の10分の1というケースもある。米国企業には生存の機会がほとんどない」と語る。ここ数週間で少なくとも3社がマスクと医療用防護服の生産をやめ、他の多くの企業も生産量を大幅に縮小した。うちバージニア州のサージカルマスクメーカーは従業員280人のうちの大部分を解雇している。

低価格な輸入品は米国の他のメーカーにも影響を及ぼしている。183年の歴史を持つマサチューセッツ州のテキスタイルメーカーが昨年、外科用防護服の生産を始めたのは現地の病院が中国から医療物資を突然入手できなくなったことと一定程度関係がある。しかし、在庫が100万着に達した後、この企業は生産を停止した。販売価格が6ドル(約660円)の中国の類似品と比べると、その18ドル(約1980円)の製品には勝算がないからだ。(翻訳・編集/野谷)

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