P4Gソウルサミットが閉幕、文大統領は「最大の努力尽くした」と評価も「実のない行事だった」と厳しい声

P4Gソウルサミットが閉幕、文大統領は「最大の努力尽くした」と評価も「実のない行事だった」と厳しい声

31日、韓国・ハンギョレ新聞は、P4Gソウルサミットが閉幕したが、「実のない行事だった」との厳しい評価が上がったと伝えた。写真はP4Gソウルサミット(韓国大統領府Facebookアカウントより)。

2021年5月31日、韓国・ハンギョレ新聞は、グリーン成長とグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ首脳会議(P4Gソウルサミット)がソウル宣言を採択して閉幕したが、一部から「大々的に広報したわりに実のない行事だった」との厳しい評価が上がったと伝えた。

記事によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は閉幕式で、ソウル宣言について「気候先導国と開発途上国、全てが参与できる共同の文案を導出するために、最大の努力を尽くした」と述べた。韓国政府は2023年に開かれる気候変動枠組条約締約国会議(COP28)誘致の意向を明らかにするなど、先進国と途上国の「架け橋国」としての役割を強調する雰囲気だと、記事は伝えている。

ただ、各国首脳や国際機関などから約70人が出席するだけに、ソウル宣言については「具体的な実践計画などを盛り込むには、各国の気候対応のレベルや経済的利害関係が異なる。文字通り宣言的な内容になるだろう」と予想されていたとも伝えている。

ソウル宣言には「パリ協定により各国が既に提出した温室効果ガス削減目標を歓迎する。その他の国家も可能な限り早期に向上させた目標を発表することを督励する」と記されている。これについて、韓国野党「正義党」のイ・ホンソク気候・エネルギー正義特別委員長は、「韓国政府も『セルフ要求』をしたようなもの」だと指摘している。また、環境運動連合は「開催国(韓国)が気温上昇を1.5度以下に抑える目標の達成に向けた脱石炭と再生可能エネルギーの拡大政策を確定できていないのに、このような宣言を出して何の意味があるのか」とし、自らが温室効果ガスを削減できずにいるにもかかわらず他国に削減を督励した韓国政府は「自己矛盾している」と批判したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「しゃしゃり出るのが好きな文大統領」「前の政権より石炭を多く使ってるくせに、何を言ってるのか」「火力発電を増やすと言ってたのに」「まあ、口だけだよね」などの声が寄せられている他、開幕式のオープニング映像にソウルではなく北朝鮮・平壌(ピョンヤン)の地図が映し出されたことに対し、「韓国民の税金を使って、ソウルじゃなくて綾羅(ヌンラ)島を宣伝したのか。いくらミスでもありえない」「綾羅島宣伝ショー」「国際会議でとんでもないハプニングをやらかした」「国際的な赤っ恥」「綾羅島事件は単なるミスで終わらせていいのか?」などの批判のコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

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