「ヤンセンの新型コロナワクチンを接種すると髪が生える」韓国で広まるうわさの真相は?

ヤンセンファーマのコロナワクチンの副作用で髪の毛が生えると韓国で話題 デマと報道

記事まとめ

  • 韓国では1日よりヤンセンファーマ社の新型コロナワクチン接種の予約が開始されている
  • そんな中、『ヤンセンのワクチンの副作用で髪の毛が生える』という説が浮上した
  • しかし、「実際は根拠のないデマであることが判明した」と報じられている

「ヤンセンの新型コロナワクチンを接種すると髪が生える」韓国で広まるうわさの真相は?

「ヤンセンの新型コロナワクチンを接種すると髪が生える」韓国で広まるうわさの真相は?

ヤンセンファーマ社の新型コロナワクチンを接種すると、副作用で髪の毛が生えるといううわさが韓国で広まっている。

ヤンセンファーマ社の新型コロナワクチンを接種すると、副作用で髪の毛が生えるといううわさが韓国で広まっている。6月2日、韓国メディア・MoneySが報じた。

韓国では1日より、30歳以上の予備軍と民間の防衛隊員、国防・外交関係者を対象に、ヤンセンファーマ社の新型コロナワクチン接種の予約が開始された。そんな中、各種オンラインコミュニティーにおいて「ヤンセンのワクチンを接種すると副作用で髪の毛が生える」という説が関心を集めているという。

しかし記事は、「実際は根拠のないデマであることが判明した」と報道。韓国の食品医薬品安全処によると、ヤンセン側から提出された第3相臨床試験の結果、確認された副作用は他の新型コロナワクチンと同様に、注射部位の痛みや頭痛、疲労、筋肉痛などの軽症が大部分であるという。

さらに一部ではワクチンとの関連性を否定できない重篤な症状も見られ、臨床試験の参加者4万3783人のうち、ギラン・バレー症候群や皮膚筋炎、心膜炎、顔面まひなどが7件確認されている。ギラン・バレー症候群とは、体中の抗体が末梢神経を破壊してまひを生じさせる神経系の疾患とされる。

また、アストラゼネカ社のワクチンと同様に血栓症の事例も報告されており、米国で800万人が接種した時点で女性15人に血小板の減少を伴う血栓症が確認されたとのこと。しかし米国の疾病予防管理センター(CDC)による調査では、血栓症が生じる可能性はあるものの非常にまれであり、「50歳未満の女性の場合、ごくまれに血栓症が生じる危険性がある」と警告した上で接種が進められたという。

この記事に対し一部の韓国人ネットユーザーからは、「期待して記事をクリックした薄毛の人たちの希望を踏みにじる内容だ」「デマを流した人を処罰すべき。記事のタイトルだけ見て期待しちゃったよ」「ちょっとワクワクしてたのに」など、がっかりしたという声が寄せられている。

また「これが事実ならみんな接種する。髪を生やすためなら他の副作用があっても挑戦するはず」「事実なら脱毛治療剤としてノーベル賞受賞に値する」「中国のワクチンは打つと痩せるといううわさだけど?」など、うわさに対して冷ややかなコメントも多く見られた。(翻訳・編集/丸山)

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