韓国政府が「キムチ宣伝本」を出版、中国の「泡菜」との違いを説明―中国メディア

韓国政府が「キムチ宣伝本」を出版、中国の「泡菜」との違いを説明―中国メディア

2日、観察者網は、韓国政府が中国の泡菜(パオツァイ)との違いに関する説明を記述した「キムチ宣伝本」を出版したと報じた。写真はキムチ宣伝本。

2021年6月2日、中国メディアの観察者網は、韓国政府が中国の泡菜(パオツァイ)との違いに関する説明を記述した「キムチ宣伝本」を出版したと報じた。

記事は、韓国の英語国際放送局・アリランテレビの2日付報道を引用し、韓国政府が近頃キムチを宣伝する書籍「世界の目の中にあるキムチ」を出版したと紹介。同書籍ではキムチと中国の泡菜との違いが説明されており、韓国・聯合ニュースによれば、海外の韓国文化院、韓国大使館などで配布されるほか、海外向けの韓国情報宣伝ウェブサイトでも配信されるとしている。

その上で、キムチと泡菜を巡る中韓間の論争について触れ、昨年12月に韓国誠信女子大学のソ・ギョンドク教授が中国のウェブ百科事典サービス百度百科に対して「キムチの起源は中国にある」との記述に関する抗議を行ったと伝え、今年1月には韓国のネット団体VANKが世界最大の請願サイトChange.orgにて「中国が韓国文化を盗んでいる」という主張をキムチの画像を添えて発信し、署名活動を行ったと紹介した。

一方で、韓国農水産物流通公社北京農業博物館館長のチョン・ウンヨン氏が発表した文章では、1300年前に中国の醤菜が朝鮮半島に伝わり、韓民族の習慣と結びついて現在のキムチへと変化していったとの認識を示したことを伝えている。

韓国関税庁のデータによれば、今年第1四半期に韓国が輸入したキムチは6万7940トンで、韓国からのキムチ輸出量の6倍だったほか、輸入キムチは全て中国からだったという。(翻訳・編集/川尻)

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