ルイ・ヴィトン、韓国の市中免税店から撤退を表明=韓国ネット冷ややか「別に欲しくない」

ルイ・ヴィトン、韓国の市中免税店から撤退を表明=韓国ネット冷ややか「別に欲しくない」

エルメスやシャネルと共に3大高級ブランドとされるルイ・ヴィトンが、韓国の市中免税店から撤退する意向を示した。写真はルイ・ヴィトンのバッグ。

エルメスやシャネルと共に3大高級ブランドとされるルイ・ヴィトンが、韓国の市中免税店から撤退する意向を示した。6月3日、韓国メディア・毎日経済が報じた。

記事によると、ルイ・ヴィトンの本社はこのほど、ロッテ・新世界・新羅3社の免税事業者に対し、市中店舗を閉店する旨を通知した。具体的な時期は未定で、閉店可否や時期などについて免税店側と協議を始めたところだという。

現在ルイ・ヴィトンは、ソウルに4カ所、釜山1カ所、済州島に2カ所の、計7カ所の市中免税店に入店している。今回撤退の対象となるのは7店舗すべてだが、仁川空港第1ターミナル店はそのまま維持し、2023年までに第2ターミナルに新規で2店開店予定とのこと。

今回の決定について、記事は「韓国の市中免税店の売り上げが過度に中国の行商人に依存している点が影響したものとみられる」と説明。現在韓国内の免税店の売り上げのうち、中国の行商人が占める割合は90%以上だといい、行商人によって買い付けられた品は中国内でさまざまな経路で販売されている。ブランド側としては、免税店用に割り当てられた品が一般の小売市場で無分別に売買されると、市場の秩序が乱れるとの認識だという。

またルイ・ヴィトンは、韓国の市中店舗から手を引く代わりに世界最大の市場規模を持つ中国へ本格的に出店する計画で、2023年までに中国の空港にある6つの免税店に入店し、香港国際空港にも直営店を開く予定とされる。

韓国の免税店側は「ブランドと協議し、できるだけ撤退を防ぎたい」との意向で、「実際に撤退が進めば世界最高の水準を維持してきた韓国の免税市場の地位が落ちるのは避けられない」「一方的な撤退通知は、高級ブランドによるパワハラ」と指摘する声も上がっているという。

韓国のネットユーザーからは、「要は中国の行商人に奪われている利益を回収したいということでしょ。韓国の免税店は売り上げ落ちてるから興味がないんだね」「もう戻ってこなくていいし、ルイ・ヴィトンはつぶれたらいい。どうせ一般市民は買えないんだから、韓国産のバッグを愛用しよう」「ルイ・ヴィトンのバッグを持つと人生が変わるの?なぜそんな物を欲しがるのか分からない」「中国人が持ち歩いてるのを見てブランドのイメージが落ちたから、別に欲しくもない」「消えればいいよ。他にもいいブランドはたくさんある」など、冷ややかなコメントが多く寄せられている。(翻訳・編集/丸山)

関連記事(外部サイト)

×