ルービックキューブ、中国の小学校6年生が世界記録5.48秒 単回は2018年に3.47秒記録

記事まとめ

  • ルービックキューブの公開大会で、中国の小学生が、平均5.48秒の世界最速記録を樹立
  • 記録を樹立したのは、小学校6年生の許瑞航さんで、「許神」などと呼ばれている
  • 「ルービックキューブを1回そろえる」単回の速度での世界記録も1999年生まれの中国人

小学生がルービック世界記録5.48秒、ネットで「20倍速動画か!?」の声も―中国

浙江省メディアの都市快報などによると、ルービックキューブの普及を目的する非営利団体の世界キューブ協会(WCA)が5日に湖北省武漢で開催した公開大会で、浙江省麗水市在住の13歳の少年が、平均5.48秒の世界最速記録を樹立した。

記録を樹立したのは、小学校6年生の許瑞航さん。平均時間を決めるには、ルービックキューブを5回試みて、最も速かった1回と最も遅かった1回に要した時間をそれぞれ除く、3回の平均値を採用する。許さんは、4月18日に浙江省杭州市で開催WCA大会でも、それまで自らが持っていたアジア最速、世界第3位の5.96秒を更新して、5.69秒という記録を達成した。

許さんは中国のルービックキューブ愛好家の間で「許神」などと呼ばれている。大会会場に姿を見せると「一緒に記念写真をして!」、「サインして!」などと声を上げる人々に、取り囲まれてしまう。会場全体が許さんの「追っかけ現場」になってしまうという。

許さんの母によると、小学校1年生の時に友達がルービックキューブをするのを見た。興味を持ったようなので、「先生」を探して学ばせた。しかし、1回解けてしまうと興味を示さなくなった。

ところが2年生の時に、同級生がルービックキューブをとても早く解くのを見て、刺激を受けた。ルービックキューブを他人よりも早く解くことを望むようになったという。

面の色をそろえる平均時間として、これまでの世界記録は、オーストラリア人のフェリックス・ゼムデグさんが2019年に樹立した5.53秒だった。許さんは世界記録の樹立を自らの目標にしてきた。

平均値ではなく、「ルービックキューブを1回そろえる」単回の速度での世界記録の保持者は、黒龍江省籍で1999年生まれの杜宇生さんだ。2018年に3.47秒の記録を樹立した。許さんが、平均値での記録保持者になったことで、ルービックキューブの主要記録2種の保持者は、いずれも中国人になった。

武漢での大会で、許さんがルービックキューブに取り組む様子の動画は、ネットでも広がった。すると、「すごいぞ!少年!」、「手の指があまりにも機敏だ!」などと、驚きや称賛のコメントが寄せられた。中には「20倍速で再生したのか!?」と投稿した人もいた。(翻訳・編集/如月隼人)

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