日本から金をもらって「日本宣伝本」を執筆?批判受けた中国人作家が反応―中国メディア

日本から金をもらって「日本宣伝本」を執筆?批判受けた中国人作家が反応―中国メディア

7日、観察者網は、日本から招聘(しょうへい)されて日本に滞在し、その感想を文学作品として出版した中国人作家に対し、「お金をもらって中国で日本のために宣伝をした」との批判がネット上で出ていると報じた。

2021年6月7日、中国メディアの観察者網は、日本からの招聘(しょうへい)を受けて日本に滞在し、その感想を文学作品として出版した中国人作家に対し、「お金をもらって中国で日本のために宣伝をした」との批判がネット上で出ていると報じた。

記事によると、あるネットユーザーがこのほど、日本の外務省公式サイト上で公開されている独立行政法人の国際交流基金の文書から、中国人作家の蒋方舟(ジアン・ファンジョウ)氏がかつて日本の招聘と資金援助を受けて東京で生活し、帰国後に「東京一年」を出版したと報告されていることを発見し、「日本からお金をもらって、中国で日本のプロパガンダを行ったのではないか」と疑問の声を上げた。

外務省のサイト上から閲覧できる同基金の17年度年次報告にある「日中知的交流強化事業(中国知識人招聘)」のセクションで、蒋氏が15年に招聘され、17年8月に日本滞在の経験を基に単著「東京一年」を出版し、同年末までに15万部が発行され、日本でも雑誌「ニューズウイーク」で報じられたと記載されているという。

記事は同事業について、「中国の言論界で強い影響力を持つ知識人を招聘し、日本での生活、学習体験の機会や日本の各界有識者との交流の機会を提供した後、中国で発信してもらうことにより中国社会の日本に対する理解を促す」ことを目的として08年度から実施されていると説明。19年までに累計招聘人数は196人に達したと伝えている。

ネット上での指摘に対して蒋氏はSNS上で反応し、16年に同基金の交流活動に参加し、帰国後に日本滞在の経験を本にまとめたことを認めた上で、「この交流は公開された正常な文化交流であり、日中友好交流の推進が趣旨である」と述べ、「日本政府からお金をもらって宣伝工作を行った」との指摘に反論した。(翻訳・編集/川尻)

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