セクハラで自殺した女性副士官の”外見評価”?韓国空軍に批判殺到

セクハラで自殺した女性副士官の”外見評価”?韓国空軍に批判殺到

8日、韓国・イーデイリーなどは、セクハラ被害を訴えて自殺した女性副士官に対し「集団的2次加害」を行ったとの疑惑が韓国空軍に持ち上がっていると伝えた。写真は韓国空軍。

2021年6月8日、韓国・イーデイリーなどは、セクハラ被害を訴えて自殺した女性副士官に対し「集団的2次加害」を行ったとの疑惑が韓国空軍に持ち上がっていると伝えた。

韓国ではこのほど、空軍の副士官だったイさんが上官からのセクハラ被害を訴えた後に自殺した事件が波紋を広げている。イさんは今年3月に被害を報告し、5月下旬に部隊内の官舎で死亡しているのが見つかったとされる。

記事によると、イさんの遺族は国選弁護人らを控訴した。イさんが精神科治療を受け苦しんでいた時期に、空軍本部の法務室ではすでにイさんの写真や個人情報が流れていたと主張している。さらに、法務室ではイさんの外見が評価されたり、遺族を貶める発言がなされたりしたとの証言も出ているという。遺族は国選弁護人が被害者の保護措置をおろそかにしただけでなく、周辺の知人にまでイさんの個人情報までもらしたと主張している。イさんの個人情報は空軍外部にまで広範囲に流出し、名前や所属部署だけでなく、被害の詳細や写真まで出回っていたという。

イさんの自殺後も空軍法務官の間では動画の具体的な内容が出回り、空軍の捜査に対し問題を提起する遺族のことを「悪質な請願人」、「遺体を売る人」と呼んで非難していたという。

これに対し、国選弁護士側は「全く知らない事実」と主張しているという。

韓国のネット上では「これが事実だとしたら、空軍法務官の人格を疑う」「空軍に入るのは難しいというのに…。これを機にすべてを明らかにして」「被害女性の写真を回して評価したという法務官の名前と顔を公開せよ。国民がそれを見て判断してやるから」「こんな人たちのために税金を使うのはもったいない」と批判の声が上がっており、「相応の懲戒処分を下して」「徹底した捜査を行ない、関係者に処罰を科してほしい」と厳罰を求める声も少なくない。

また「軍の検察制度を廃止して一般の検察に捜査を任せるべき」「今後、軍の犯罪は民間の裁判所や警察に引き渡した方がいい。犯罪を監視するところがむしろ犯罪を犯すなんて」と提案する声も寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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