BTSの写真を使い「タトゥー業法」立案をアピールした韓国の国会議員に批判が殺到「政治に利用しないで」

BTSの写真を使い「タトゥー業法」立案をアピールした韓国の国会議員に批判が殺到「政治に利用しないで」

ボーイズグループ「防弾少年団」のメンバーの写真を用い「タトゥー業法制定案」を発表した韓国の国会議員に批判が殺到している。写真はBTS。

ボーイズグループ「防弾少年団」(BTS)のメンバーの写真を用い「タトゥー業法制定案」を発表した韓国の国会議員に批判が殺到している。6月9日、韓国メディア・イーデイリーが報じた。

記事によると正義党のリュ・ホジョン議員は8日、自身のSNSにおいてBTSのジョングクの写真と共に「BTSの体からばんそうこうを取れ!」という文言から始まる長い文章を投稿。この中で、「好きな芸能人の体にばんそうこうが貼られているのを見たことがあるか」「韓国のテレビ番組では、タトゥーを隠すためによくこのような醜い措置が取られる。『タトゥーが倫理的な感情や情緒を害する』『青少年の視聴者に悪影響を与える』などという主張は、『芸術表現の自由』の前では説得力を失うため、『放送審議に関する規定』を理由にはできないはず」と主張した。

また「タトゥーを入れる行為はまだ違法だという。個人の自由な個性と創意を尊重する世界の変化に、制度が追い付いていない」とし、「タトゥー人口が300万人とされる時代に、最高の技術力や高い芸術性を持つ韓国人タトゥーイストが世界大会を席巻し称賛を浴びているのに、韓国だけが『K−タトゥー』を無視している」と批判したという。

そして「タトゥー業法制定案」については、「申告した店において資格を認められたタトゥーイストのみ施術できるようする」「国民の健康に直接影響を与える行為なので、保健福祉部を主管部署とし、タトゥー業者に衛生・安全管理義務や教育を受ける責任を付与する」と説明した。

しかしリュ議員のSNSには、法案の趣旨とは別に写真の削除を求める声が殺到。「好きな歌手を政治に利用されたくない」「法案を発議するのはいいけどBTSという単語と写真は消してほしい」「ジョングク本人がばんそうこうを取ってくれと言ったのか?」「BTSやジョングクは『タトゥーをしている芸能人』の代名詞ではない。有名人の力に便乗する気では?」などのコメントが寄せられた。これに対しリュ議員側は特に反応を見せていないという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからも、「こんな人が議員だなんて…」「深い考えはなく、ただ目立つことがしたいだけ。正義党にも嫌気がさしてきた」「歌手の写真を削除して。あなたが引用できるような方じゃない」「そんなことをするために議員に?。テレビが青少年に与える影響は絶大だよ。もっと勉強して」「優先順位を考えて。タトゥー問題に気を取られている場合?」「わざわざ憎まれるようなことばかりしてる」など、批判的な意見が相次いでいる。(翻訳・編集/丸山)

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