<サッカー>日本と同組の最終予選、中国は「非友好的」な審判を避けられない?―中国メディア

<サッカー>日本と同組の最終予選、中国は「非友好的」な審判を避けられない?―中国メディア

北京青年報は16日、サッカーのW杯カタール大会アジア最終予選が始まるのを前に、中国代表が「非友好的な審判」に当たる可能性があるとの記事を掲載した。

中国メディアの北京青年報は16日、サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選が始まるのを前に、中国代表が「非友好的な審判」に当たる可能性があるとの記事を掲載した。

9月2日から始まる最終予選に向け、アジアサッカー連盟(AFC)は14日に第一段階の選考として過去2年のパフォーマンスが優れた審判員を選出。中国からは6人が選ばれた。記事は、「実際に試合を裁くかどうかは、所属先との兼ね合いや各国の出入国管理規定などさまざまな客観的要素によって決まる」と説明した。

その上で、「中国代表は友好的ではない審判を避けたいところだ」と指摘。「これまでの慣例から、各国の審判員は原則として自国の代表チームと同じ組の試合を裁くことはない」とした。

ここで注目されるのが最終予選の組分け。A組はイラン、韓国、UAE、イラク、シリア、レバノンで、韓国を除いて中東勢が占める。一方、B組は日本、オーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムだ。

記事は、「中東や中央アジアの審判が(中国代表の試合を)担当する可能性が高く、顔を合わせたくない人物に当たることも避けられない」と指摘。例として、UAEのハッサン氏やカタールのジャシム氏らを挙げ、「中国代表や中国クラブが損をした例は数えきれないほど」と主張した。

また、イランのファガニ氏についても「国際大会で何度も世話になってきた」とし、「2019年に行われたU-23(23歳以下)カタール戦で主力センターバックを退場させたほか、不利な判定を何度も下され、中国は敗退した。試合後、中国はAFC副会長に抗議した」と伝えた。

その上で、「注目すべき点」として現在のAFC審判委員会(AFC Referees Committee)の会長を中国の杜兆才(ドゥー・ジャオツァイ)氏が務めていることに言及。「中国がアジア2次予選を4連勝で突破したことも、審判員の公正なレフェリングのおかげである」とした。

記事はまた、「ここ数年の国際サッカーの状況を見ると、審判は試合の行方を左右する重要な要素の一つ」とし、「重大なミス、見落とし、明らかに偏った判定は、チームの数年間に及ぶ努力を無にする」と指弾。この点から、中国サッカー協会は積極的に自国の優秀な審判員に国際試合を裁く機会を与えるよう推進してきたとした。

一方で、「中国が最終予選を戦う際に、審判を含めたさまざまな外的要因から利益を得ることを期待せず、しっかりとトレーニングをして自らの実力を高める必要があることも指摘しなければならない」とも述べている。(翻訳・編集/北田)

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