韓国政府のアフガニスタン現地職員移送率は100%、その秘訣は?=韓国ネット称賛「世界の希望になった」

韓国政府のアフガニスタン現地職員移送率は100%、その秘訣は?=韓国ネット称賛「世界の希望になった」

25日、韓国・イーデイリーは、韓国政府のアフガニスタン現地職員の移送率は「事実上100%だった」とし、その理由について伝えた。写真はアフガニスタン。

2021年8月25日、韓国・イーデイリーは、タリバンの制圧下にあるアフガニスタンでの韓国政府の現地職員の移送率は「事実上100%だった」とし、その理由について伝えた。

記事によると、韓国外交部高官は同日、記者団に対し「26日にアフガニスタンから韓国入りする現地人は76世帯391人」と明らかにした。韓国大使館、韓国国際協力団(KOICA)、韓国病院、職業訓練院などで一緒に働いてきたアフガニスタン現地職員とその家族で、5歳以下の乳幼児が100人以上、生後1カ月に満たない新生児も3人いるという。当初韓国政府が移送を計画していたのは427人だったが、36人は国内残留または第3国行きを選択したため、自発的な意思で韓国行きを拒否した人を除けば「事実上100%救出に成功した」と記事は伝えている。

韓国以外の国も現地救出作戦を進めてきたが、出国を希望する人に対し各自で空港までの移動手段を確保するよう求めている。しかしタリバンがカブールのあちこちに検問所を設置しており、避難民が集中しているため空港への進入そのものが難しくなっている。実際にドイツ政府は今月17日、数千人を空輸する計画で航空機を送りながら混乱状態になり、結局は7人しか搭乗できずに出発したという。

韓国政府は今回、貸切バスを利用して出国を希望する人を空港まで連れてきた。これについて、韓国国防部関係者は「韓国からアフガニスタンまで距離は往復2万キロに達する。韓国軍はここまで遠い敵地に軍輸送機を送り、多くの人々を救出する作業をしたことがなかったが、作戦成功への願いを込めてミラクル作戦だと命じた」と説明したという。

なお現地職員らを乗せた飛行機は26日午前に韓国に到着する予定だという。

これを受け、韓国のネット上では「赤ちゃんが多いね。どうか無事に到着しますように」「韓国にようこそ」「韓国で幸せに暮らせますように」と現地職員やその家族の安否を気遣う声をはじめ、「よくやった。さすが義理人情に厚い韓国」「韓国かっこいい。世界の希望になった」「韓国の品格をもっと世界に示していこう」など今回の移送作戦に対する称賛の声や、「手伝ってくれた人を無視したら、後で韓国が大変なときに国際社会は手を貸してくれないだろう」「今後、紛争地域に行くときの備えとして、彼らを保護するのは当然のこと。じゃないと、韓国軍や国民のために協力してくれる人がいなくなる」と今後への備えの重要性を説くコメントが目につく。

一方で「ろくにチェックもせずに移送するのはどうなの?もしかしたらスパイが混じっているかもしれない」と警鐘を鳴らす声や、「米国はアフガニスタンの難民に対して責任を取るべきだ」と主張する声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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