米軍が「処理済み汚水」を下水道に放出、日本政府が抗議=中国ネット「原発処理水は?」

米軍が「処理済み汚水」を下水道に放出、日本政府が抗議=中国ネット「原発処理水は?」

在日米軍の汚水放出に日本政府が抗議したことをめぐり、中国のネット上で原発の汚染処理水の問題と絡めたコメントが殺到している。

在日米軍の汚水放出に日本政府が抗議したことをめぐり、中国のネット上で原発の汚染処理水海洋放出の問題と絡めたコメントが殺到している。

在日米軍は26日、普天間基地に保管している汚水を処理した上で下水道に流したことを沖縄県に通知した。汚水には有害性が指摘されている有機フッ素化合物のPFOSとPFOAが含まれているが、米軍は国の暫定基準値の1リットル当たり50ナノグラムを大きく下回る2.7ナノグラム以下に処理して排出したとしている。

報道によると、この問題については県と国、米軍がそれぞれ調査し、検討することになっていたということで、沖縄県の玉城デニー知事は「アメリカ側が一方的に放出したことは激しい怒りを覚える」と表明。岸信夫防衛相や小泉進次郎環境相からも「日米間で協議をしていた中での放流は極めて遺憾」との声が上がり、米軍に強く抗議したことを明かした。

中国紙・環球時報は29日にこの問題について「日本政府は、米軍が日本側の同意を得ていない状況で勝手に下水道に有機フッ素化合物が含まれた汚水を流したことに抗議した。日本側は有機フッ素化合物は人体の健康に有害だと考えているが、米国側は放出した汚水は処理済みであり、含有量は日本の基準値を下回ると説明している」と報じた。

中国のネットユーザーからは、「日本は人のふり見てなんとやらだな」「君たちは核廃水(汚染処理水)放出にみんなの同意を得たのか?」「海に核廃水を撒くことにはなぜ抗議しないのか」「百歩が五十歩を笑うだな。核汚水を勝手に海に流す方がよっぽどひどいだろうに」など、福島第一原発の汚染処理水海洋放出と絡めたコメントが殺到している。(翻訳・編集/北田)

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