BoA実兄のMV監督、がん闘病のかいなく39歳で死去=韓国ネットも追悼「まだ若いのに…」

歌手BoAの実兄であり、ミュージックビデオの監督のクォン・スヌクさん(39)が、5日に腹膜がんで亡くなった。9月5日、韓国・ソウル新聞が報じた。

記事によると同日、クォンさんのInstagramには「コロナ禍のため、親族のみで葬儀を行う。温かい心で慰め、故人の冥福を祈っていただきたい」との文章が投稿された。

クォンさんは5月にがんで闘病中であることを告白しており、「奇跡にすべてを懸けようと思っている。最後に奇跡というものを夢みさせてくださった皆様に感謝する」と語っていた。また、「がんを発症した原因はストレスだった」とし、「その頃はミュージックビデオを1年間に70本も製作し、さまざまなストレスやスタッフとのトラブル、会社の運営や個人的な問題などが重なり、逃げ場のない苦しみにさいなまれていた」と回顧。「若くしてがんにかかると治療自体が非常に難しく、わずか数日で何段階もステージが上がることもあるとお伝えしておきたい」と語り、腸閉塞のため食事ができず、体重が36キロにまで落ちたことを明らかにしていた。

この投稿に対しBoAは「お兄ちゃん愛してる。私たちは乗り越えられる。私がラーメンを作ってあげるから、必ず一緒に食べよう」「兄は本当に強い人だと思う。私にとって誰よりもかっこよくて強い人、毎日頑張ってくれてありがとう」とコメントを残し、応援していた。

訃報を目にした韓国のネットユーザーからは、「最後まで奇跡を信じて勇気を失わず闘病を続けてきたのに、とても残念です。ご冥福をお祈りします」「まだ若いのにつらいね。BoAも元気を出して」「こういう話を聞くと、やはり人生はお金がすべてではないと実感する。安らかにお眠りください」など、追悼や同情の声が多く寄せられている。



また、「1年で70本なんて信じられない。それは働き過ぎだ」「私たちはみんな、お金はこれで十分と割り切って、自分自身を満足させる勇気が必要だと思う」「忙しく働いた後は、必ず休息を取らなければいけない。筋肉も休ませなければ育たないのと同じ」など、過労に気を付けるよう促すコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)

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