「日本政府の執拗な抗議に屈した」ベルリン慰安婦像の設置1年延長決定に韓国系団体らが反発

2021年9月20日、韓国・KBSによると、ドイツ・ベルリン市ミッテ区が慰安婦像の設置期限を1年と決めたことに対し、現地の韓国系団体らから反発の声が上がっている。

記事によると、ミッテ区の慰安婦像前で18日、慰安婦像の恒久設置を求めるためのデモが開かれ、韓国系団体をはじめとする多くのベルリン市民が参加した。

ミッテ区は最近、韓国系団体「コリア協議会」が昨年設置した慰安婦像について、今月までとしていた設置許可を1年延長する決定を下した。記事は「恒久設置ではなく1年延長となったのは、日本政府の執拗(しつよう)な抗議に屈したためとみられる」と説明。「1年延長は政治的決定であるため、また別の政治的決定により慰安婦像が撤去される可能性もある」と指摘している。

「コリア協議会」のハン・ジョンファ代表は「慰安婦像は反日ではなく、女性と弱者の象徴。だから多くのベルリン市民がデモに参加してくれた」とし、「慰安婦像の恒久設置に向けて努力していく」と話したという。

記事は「ベルリン市では来月26日に地方選挙が行われる」とし、「新たに構成されるミッテ区指導部が1年後に慰安婦像の撤去の有無を決定することになる」と伝えている。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「外国にいても韓国のことを思い行動してくれる愛国者に感謝」「日本の心からの謝罪がないために元慰安婦にとっての戦争はまだ終わっていない。われわれには、戦争が弱者にとってどれほど恐ろしいものなのかを後世に伝えていく義務がある」など賛同の声が上がっている。また「韓国の外交部は一体何をしているのか」と政府の対応にもどかしさを示す声も。

一方で「尹美香(ユン・ミヒャン)氏(韓国の国会議員で慰安婦支援団体の前代表、支援金流用などの疑惑で起訴されている)が金稼ぎの道具にしてから慰安婦問題への関心が薄れてしまった。だから(1年延長は)当然の結果」「尹美香氏の事件があってから、慰安婦像がお金に見える」と指摘する声や、「他国でする必要があるのか」「過去に縛られては未来に進めない」と否定的な声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

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