中国は大国のはずなのに! なぜ日本文化の広がりを「極度に恐れる」のか=中国

中国は大国のはずなのに! なぜ日本文化の広がりを「極度に恐れる」のか=中国

中国では若者を中心に日本文化を好む人が少なからず存在する。一部の愛国青年たちからは「日本文化を好む中国人が多いのは、日本による文化侵略の結果だ」といった批判の声が出ているが、このような批判は日本文化に対する恐れの表れとも言えるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では若者を中心に日本文化を好む人が少なからず存在する。一部の愛国青年たちからは「日本文化を好む中国人が多いのは、日本による文化侵略の結果だ」といった批判の声が出ているが、このような批判は日本文化に対する恐れの表れとも言えるようだ。中国のQ&Aサイト知乎にこのほど、「大国であるはずの中国はなぜ日本の文化侵略を恐れるのか」と題するスレッドが立てられ、中国人ネットユーザーが議論を交わした。

 日本は決して「文化侵略」などしていないのだが、「日本文化が広がり、日本文化を好意的に捉える中国人が増えること」を恐れる理由は一体何なのだろうか。スレッドに寄せられた意見を見てみると、「となりの食堂がおいしい料理を出したら、自分の店の客が取られることを恐れるものだ。おいしい料理を知った客を取り戻すのは難しい」と例えで説明する声がいた。それだけ日本文化は「魅力的」なのだろう。

 同様に「千里の堤も蟻の穴から崩れる」という中国のことわざで説明する人もいた。アニメなどの日本文化を通して日本を好きになり、かつての日本の軍国主義を肯定するようになることを恐れているとの見方を示している。

 また、中国には魅力的な文化が欠落しているとの意見も多かった。「中国文化という森は、とっくの昔に木を切られ砂漠化してしまった」という人もいて、かつては興隆を極めた中国文化も、今は見るに堪えなくなっていると見なしているようだった。

 ほかには、「冷静な状態で受け入れることができれば、それは文化侵略とは言わない」との主張もあった。具体例として、中国でもスーツを着て出勤し、大学入試で英語の科目があり、アラビア数字を使っていることを指摘しており、日本文化の広がりも冷静に受け止めるべきだと言いたいようだ。

 ほかにも様々な意見があったが、結局のところ中国は自国の文化に対する劣等感があるとの意見が多く、経済や軍事などで自信をつけた中国にこの先必要なのは、文化面での自信をつけることなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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