自動車整備でも日中には大きな差、「部品の偽造」や「素人の参入も」=中国

自動車整備でも日中には大きな差、「部品の偽造」や「素人の参入も」=中国

中国のカーディーラーは4S店と呼ばれ、自動車の販売から修理、さらにはパーツ販売といった各種サービスを提供している。中国はすでに世界最大の自動車市場となったが、自動車の修理という点では世界の水準から大きく遅れをとっているのが現状だ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のカーディーラーは4S店と呼ばれ、自動車の販売から修理、さらにはパーツ販売といった各種サービスを提供している。中国はすでに世界最大の自動車市場となったが、自動車の修理という点では世界の水準から大きく遅れをとっているのが現状だ。

 中国メディアの慧聡汽保設備工具網はこのほど、中国の自動車市場が世界最大となったことで、自動車修理という産業も巨大化したとしながらも、部品の偽造や予定どおりに行われないにもかかわらず高額な修理費用といった問題点が存在すると指摘した。

 記事は、日本の自動車修理について、「日本では自動車メーカーやその特約店が修理を行ってくれる」と伝え、そのサービスは何より「自動車オーナーの立場に立った修理」が行われているのが最大の特徴だと指摘。自動車を修理するには「自動車整備士」という資格が必要であり、技術を持つ人材の育成、故障箇所の検査といった点で、中国と日本は大きな差があることを指摘した。

 続けて、日本の自動車修理は「技術、サービス、規格、品質」のいずれをとっても優れていることを指摘する一方、中国の場合は「利益目的に自動車修理産業に参入する人は多い」と指摘し、修理や整備の知識がまったくない人も参入していると紹介。そのため、修理の質にばらつきが存在すると論じた。

 また記事は、中国国内では自動車部品の偽造品も多く出回っており、4S店での修理であれば部品は正規品だが、非常に高額になると指摘。4S店ではない修理工場の場合は偽造された部品を使用される可能性もあるとし、利益のためなら部品の質は「二の次」というのが中国の修理産業の現状だと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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