安全第一なら答えは明らかだが・・・中国高速鉄道は「どんな競争相手の挑戦も受けて立つ」=中国報道

安全第一なら答えは明らかだが・・・中国高速鉄道は「どんな競争相手の挑戦も受けて立つ」=中国報道

日本と中国の間で繰り広げられている高速鉄道の受注競争において、日本は主に新幹線の安全性をアピールする一方、中国は特にコスト面で日本に対し競争を有利に進めようとしているのは周知のとおりだ。(イメージ写真提供:(C)Sakarin Sawasdinaka/123RF.COM)

 日本と中国の間で繰り広げられている高速鉄道の受注競争において、日本は主に新幹線の安全性をアピールする一方、中国は特にコスト面で日本に対し競争を有利に進めようとしているのは周知のとおりだ。

 しかし中国メディアの金投網は、中国高速鉄道にはコスト面以外にも自信につながる要素があるとし、その「自信の根拠」について説明している。

 記事は中国の広大な国土において、「高速鉄道線は各種地形、高低及び起伏そして気候を跨いでおり、総距離は1万6000キロメートルに達しており、これは世界の高速鉄道の総距離の半分を超える距離である」と指摘、「中国は世界高速鉄道の博物館である」と説明した。

 さらに「ロシア代表団が来たらハルビン−大連高速鉄道を見せれば良い。熱帯地域の国家代表団が来たら海南東環高速鉄道を見れば良い。アラブ国家の代表団が来たら蘭新線第二複線を見れば良い。山岳地帯を突き抜ける必要があるなら西安−鄭州高速鉄道を見せれば良い。沿岸に建設したいなら北京−上海高速鉄道を見せれば良い」と説明し、これだけ多くの気候、地形に対応できる中国高速鉄道は「どんな競争相手の挑戦も受けて立つことができる」と主張した。

 現在注目されているのは、2017年に入札が予定されているマレーシアのクアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画だ。この受注競争において、記事が主張した「自信の根拠」がどれほど中国高速鉄道に有利に働くかは不明だが、中国側は当然こうした点をすでにマレーシア及びシンガポール政府にアピールしているに違いない。

 日中の受注競争における政治的な要因を除き、純粋に新幹線と中国高速鉄道を比較した場合、マレーシアとシンガポールにとってどちらを選ぶのが賢い買い物になるだろうか。乗客の安全を第一に考えるなら答えは明らかだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Sakarin Sawasdinaka/123RF.COM)

【関連記事】