在日中国人ママが「思いやり」を実感した、日本のママの「一言」=中国メディア 

在日中国人ママが「思いやり」を実感した、日本のママの「一言」=中国メディア 

毎年9月の第3月曜日は敬老の日だ。今年は19日がこの日にあたり、当日は全国各地でさまざまな敬老に関するイベントが行われることだろう。今の世の中を築いてくれた人生の先達に対する敬意とともに、穏やかな老後を過ごすお年寄りたちへの「思いやり」を再確認する日なのだ。(イメージ写真提供:123RF)

 毎年9月の第3月曜日は敬老の日だ。2016年は19日がこの日にあたり、当日は全国各地でさまざまな敬老に関するイベントが行われることだろう。今の世の中を築いてくれた人生の先達に対する敬意とともに、穏やかな老後を過ごすお年寄りたちへの「思いやり」を再確認する日なのだ。

 この「思いやり」という言葉、外国人が全てを理解することはなかなか難しいようである。中国メディア・今日頭条は9日「在日中国人ママが感じた、日本人の『思いやり』」と題する文章を掲載した。文章の作者は、福岡で子育てをしている中国出身の女性だ。

 文章はまず、あるエピソードを紹介している。それは、娘の幼稚園時代の保護者たちが卒園後初めての同窓会を企画し、その連絡がスマートフォンのメッセンジャーアプリを通じて行われた時のことだ。19人のママが参加するグループで、あるママが会の詳細について紹介した際、最後に「返信はいりません」という一言が書いてあった。これを見た作者は「日本人なら、連絡に対して全員がそれぞれ感謝の返信をするだろう。紋切り型の返信ではダメだから、ちょっと考える必要がある。それを見越して『返信はいりません』と一言添えてくれた、というのは本当に思いやりがある」と感じたとのことである。

 そのうえで文章は「とても些細な事だが、極めて日本の特色を表すものだ」とし、日本人には「他人に迷惑を掛けるのを恐れ、どんなに面倒な事でも自分の力で解決できるものは自分でやる」という性質があると説明。その処世観は「思いやり」という言葉に表されているのだと解説した。

 そして、「思いやり」の精髄は「相手の立場に立って問題を処理する」というものであるとも説明。その一方で、これを中国語に翻訳しようとすれば困難に直面するとし、「われわれ中国人は今もなお、迷惑を掛けつ掛けられつするなかで感情が増すという、泣くに泣けず笑うに笑えぬような考え方を持ち続けているのだ」とその理由について言及した。

 他人の事ばかり考えていては、自分の身が持たなくなる。しかし、自分の事を考えてばかりで他人に対する思いやりが全くなければ、いざという時に誰も助けてくれなくなる。理想的なのは、その両方をバランスよく備える事。自分というものを大切にしながら、他人の事を考える余裕を持つ事だろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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