日本車は非愛国的? われわれは単に安全なクルマを買いたいだけなんだ!

日本車は非愛国的? われわれは単に安全なクルマを買いたいだけなんだ!

中国ではしばしば「日本人お断り」、「日本の自動車お断り」といった看板を掲げた商店やガソリンスタンドが話題になる。強い愛国心からくるものなのか、単に目立ちたいだけなのかは分からないが、いずれにせよ賢明な行動とは言い難い。盲目的に日本製品、日本ブランドの排斥するという消費行動も、同様だ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国ではしばしば「日本人お断り」、「日本の自動車お断り」といった看板を掲げた商店やガソリンスタンドが話題になる。強い愛国心からくるものなのか、単に目立ちたいだけなのかは分からないが、いずれにせよ賢明な行動とは言い難い。盲目的に日本製品、日本ブランドの排斥するという消費行動も、同様だ。

 中国メディア・今日頭条は9日、「日本車を買うのは愛国ではない? われわれは安心できるクルマを買いたいだけだ」と題した記事を掲載した。記事は「日本車を買うことは非愛国の表れなのか。破壊されるという『待遇』を受けて当然のものなのか」と問題提起したうえで「実際、われわれは安心できる車を買いたいと思うだけなのだ」と指摘している。

 そして、日系メーカーの自動車は低い故障率と高い快適性で中国国内における多くの家庭から支持を得てきたと説明。「毎月の中国市場における自動車売上ランキングを見よ。これだけ多くの人が買っているではないか。彼らはみんな非愛国的なのか」とした。また、チベット高原や西部の大砂漠地帯といった厳しい気候条件の地域でも特に日本の自動車が愛されているとも伝えた。

 記事は「もちろん日本車や愛国に関する気持ちは人によってそれぞれ異なる。日本車に抵抗があれば、買わなくたっていい」としたうえで、「日本車がいいと思っている人たちが、周囲の『日本車を買うのは非愛国』という誤った論理に左右される必要はない」と論じた。

 今の日中関係を考えれば致し方ない部分はあるとはいえ、「日本人お断り」といった看板を掲げて喜ぶ商店主や一部市民の行動は、やはり幼稚であると言わざるを得ない。日本が、中国が、という話ではなく、成熟した社会における行動として羞恥心を覚える。近ごろではこのような行動に対する批判的な言論が目立つようになったが、その傾向がさらに強まり、世間から冷たい目で見られるようになることを望みたい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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