中国は日本に学ぶべき・・・分かっているけど、ちっとも学べてないじゃないか!

中国は日本に学ぶべき・・・分かっているけど、ちっとも学べてないじゃないか!

「ローマは1日にして成らず」という言葉がある。栄光と繁栄のローマ帝国を築き上げるのに約500年かかったことから、大きな成果や功績は短期間のうちに得ることはできず、長い目を持って辛抱強く取り組む必要があることを示す言葉だと言える。改革開放から30年で世界第2の経済大国に成長した今の中国には縁遠そうだが、ここから先の発展においてはその言葉の重みを感じることになるかもしれない。(イメージ写真提供:123RF)

 「ローマは1日にして成らず」という言葉がある。栄光と繁栄のローマ帝国を築き上げるのに約500年かかったことから、大きな成果や功績は短期間のうちに得ることはできず、長い目を持って辛抱強く取り組む必要があることを示す言葉だと言える。改革開放から30年で世界第2の経済大国に成長した今の中国には縁遠そうだが、ここから先の発展においてはその言葉の重みを感じることになるかもしれない。

 中国メディア・今日頭条は9日、「なぜ日本製品は中国製品より優れているのか」とする映像記事を掲載した。映像は、中国人の専門家によるマネジメントの講義を収録したもののようだ。講師は、民族的な感情は差し置いて、日本には学ぶべき点があるとしたうえで、それが「カスタマーサービスに対する意識」であると説明。日本に行くと強く感じる「清潔さ」、「礼儀正しさ」はいずれもカスターマーサービスの意識から来るものであり、競争は物を売る段階ではなく、物を売った後に生じるものという考え方の存在について論じている。

 映像自体はかなり古いものであり、映像の中で示されているデータも現状とは一致しない。それでも、映像を見た中国のネットユーザーからは、日本製品の品質の高さ、細かいところまでこだわる姿勢、販売した後の責任感といった点から「日本を見習え」という意見が多数寄せられた。ただ、「見習え」、「学べ」という言葉が充満する中で「われわれは学べない」、「中国人には無理」という、すでに諦めているような言論も散見されるのが気になる。「中国が日本に学べてたら、中国はもっと強くなっている」、「差が大きすぎて学べない」、「非常に学ぶに値するのに、われわれはその逆を行っている」といったコメントだ。

 「学ぶべきなのに学べないから諦める」というのはもったいない。差が大きいなら、まずその差を少しでも埋めるのに役立つ点を学べば良いのである。また、学んだからといってすぐにその成果が出ることはまずあり得ない。「われわれは日本のいいところを学び続けている。それを自分のものに変えていくのに時間がかかっているだけなのだ」との感想を残したユーザーがいたが、まさにそのとおりだ。すぐに結果を求めることなく、地道に学ぶ姿勢が必要なのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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