中国高速鉄道の「禁煙令」、中国では「新幹線のように喫煙室を!」

中国高速鉄道の「禁煙令」、中国では「新幹線のように喫煙室を!」

世界のタバコの30%以上が中国で消費されているとされ、中国は世界的に見ても喫煙率の高い国だ。多くの喫煙者がいる中国だが、中国当局はこのほど一部の高速鉄道の車内における喫煙の取り締まりを強化する方針を示しており、喫煙者から悲鳴があがっているようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 世界のタバコの30%以上が中国で消費されているとされ、中国は世界的に見ても喫煙率の高い国だ。多くの喫煙者がいる中国だが、中国当局はこのほど一部の高速鉄道の車内における喫煙の取り締まりを強化する方針を示しており、喫煙者から悲鳴があがっているようだ。

 中国国内の報道によれば、中国当局は一部の高速鉄道の車内における喫煙の取り締まりを強化し、違反者は今後、500元(約7634円)もしくは2000元(約3万534円)の罰金を科せられたうえで高速鉄道への乗車に関する権利を剥奪される。当局と車内禁煙に関する誓約書にサインすればもう1度だけ高速鉄道に乗車する機会を与えられるが、再び車内で喫煙した場合は「一生、高速鉄道への乗車が禁止される」可能性があるという。

 極めて厳しい中国高速鉄道の「禁煙令」について、中国メディアの人民網はこのほど、中国の在来線で乗客の喫煙が許されていることで、多くの人が高速鉄道の車内でも喫煙が可能だと誤解していると指摘し、禁煙すべきは中国高速鉄道より在来線のほうだと主張した。

 記事は、中国の在来線は走行速度が遅いうえに駅と駅の間隔が長いと指摘したうえで、しかも車両は密閉されていることが一般的と指摘。さらに、喫煙車両と禁煙車両の扉がしっかりと閉まらないこともあると伝え、副流煙による受動喫煙が生じていることを指摘した。

 続けて、中国のネット上では、中国高速鉄道の一部路線における全面禁煙の方針に対し、「新幹線を参考とせよ」との声があがっていると伝える一方、「新幹線のように喫煙室を設けるのはコストがかかりすぎる」と指摘したほか、やはり煙が喫煙室の外に漏れて車両が緊急停止するケースを完全に防ぐことはできないと指摘し、喫煙室も現実的ではないことを伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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