日本人がトイレを崇拝する理由、宗教的な側面? ストレスの大きさ? =中国メディア 

日本人がトイレを崇拝する理由、宗教的な側面? ストレスの大きさ? =中国メディア 

日本を訪れる外国人観光客が観光スポット同様に興味や関心を抱くのが、日本のトイレだ。4年後の東京五輪により多くの外国人を呼び込みたい日本の観光関係者も、トイレを「おもてなしアイテム」の1つと捉えている。日本のトイレの清潔さ、快適さは中国国内でも評判だ。(イメージ写真提供:123RF)

 日本を訪れる外国人観光客が観光スポット同様に興味や関心を抱くのが、日本のトイレだ。4年後の東京五輪により多くの外国人を呼び込みたい日本の観光関係者も、トイレを「おもてなしアイテム」の1つと捉えている。日本のトイレの清潔さ、快適さは中国国内でも評判だ。

 中国メディア・中潔網は9日、「日本人はどうしてトイレを崇拝するのか」とする記事を掲載した。記事は、日本人がいかにトイレという空間を大切にし、清潔に保っているかについていくつかの観点から紹介。特に「大勢の人が行き交う公衆トイレでさえ清潔に保たれているのだから、家庭のトイレは言うまでもない」として、家庭のトイレ事情について言及している。

 まず取り上げたのは、家のトイレの位置だ。寝室に加え、キッチンや風呂場など水回りを必要とするに場所の近くに置かれ、客間やダイニングを通ることなく行ける位置取りがベストとされていることを紹介した。また、トイレ内のインテリアにもこだわりが見られ、本棚や香水棚、海外旅行時に買ってきた器が設置されるとともに、壁には絵画が掛けられると説明。その背景には、日本人の芸術に対する素養の高さがあると論じた。

 さらに、トイレは子どもを教育する場所としても活用されている点を指摘。小さい頃から子どもにトイレ掃除を任務として与え、特に女の子には「一生懸命トイレをピカピカにすれば、自分も美しくなれる」と言い聞かせながら掃除をさせると紹介している。

 記事はまた、日本人がトイレに行く頻度やトイレの滞在時間で世界トップクラスであると説明。トイレで時間を過ごすことを好み、トイレの中で本を読むことが好きであると伝えた。同時に、日本人のトイレ好きは仕事によるストレスの大きさも原因の1つとなっているとも指摘した。このほか、日本人が神様が宿る場所としてトイレを崇拝してきたという宗教的な側面についても紹介、解説した。

 今の日本人にとってトイレというのは、日常生活の中で決して多くない「誰からも見られることなく、自分1人になれる空間」なのである。家族や周囲の人とのコミュニケーションに疲れた時、なにかトラブルが起きた時、トイレは打ちひしがれた自分を整え、立ち直らせるための「オアシス」となるのだ。だからトイレには本や新聞が持ち込まれ、壁に絵やカレンダー世界地図などが飾られるなど、しばし時間を忘れるためのアイテムが並ぶのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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