日本人はなぜ?・・・麗しい特質「職人魂」を手にできたのか=中国

日本人はなぜ?・・・麗しい特質「職人魂」を手にできたのか=中国

中国では近ごろ、「匠の精神」という言葉が多くな関心を集めている。今なお「安かろう、悪かろう」を地で行く中国製品には「職人魂」とも言うべき「匠の精神」はまったくと言って良いほど存在しない。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では近ごろ、「匠の精神」という言葉が多くな関心を集めている。今なお「安かろう、悪かろう」を地で行く中国製品には「職人魂」とも言うべき「匠の精神」はまったくと言って良いほど存在しない。

 中国メディアの騰訊はこのほど、日本の職人魂について紹介する記事を掲載し、「戦後日本人は何十年もかけて高品質の製品を造り続け、世界中に日本の職人魂を伝えることに成功した」と伝えている。

 記事はまず、日本の「職人魂」の事例として、60年も寿司造りに専念した職人のほか、陶器作りの職人やリンゴ作り農家など、1つの仕事に専念し、より良い品を作ろうとする執着心と追求心を称賛した。

 続けて、日本人が職人魂を持つことができた理由として、「日本企業に終身雇用制度があったこと」を挙げ、この制度により、一生涯をかけて1つの仕事に専念できる環境が整い、これが日本経済の発展につながったと主張。そして今後の中国が必要とする「職人魂」と「革新能力」は、どちらも長い期間にわたって1つの仕事に専念することによって生まれるものだと指摘した。

 また記事は「どんな手段を使えば、中国人は日本人の麗しい特質を得ることができるのか」と疑問を投げかけている。1つの仕事に専念するという点から言えば、中国では労働市場の流動性が極めて高く、中国人はすぐに高給を求めて転職する。これでは高い技能を持つ技術者や労働者を育成することは極めて難しいだろう。中国がいくら「パクリ」が得意でも、「匠の精神」や「職人魂」は到底パクれるものではない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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