信号機に制御される日本人?交通ルールを守る日本人を称賛=中国

信号機に制御される日本人?交通ルールを守る日本人を称賛=中国

警察庁によれば2015年の日本全国の交通事故による死者は4117人だった。一方で、中国の2014年の交通事故による死者は20万人以上に達したとの報道があるなか、中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の交通事故による死者数が少ない背景には、日本人が交通ルールを遵守しているためだと絶賛する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 警察庁によれば2015年の日本全国の交通事故による死者は4117人だった。一方で、中国の2014年の交通事故による死者は20万人以上に達したとの報道があるなか、中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の交通事故による死者数が少ない背景には、日本人が交通ルールを遵守しているためだと絶賛する記事を掲載した。

 記事は、交通ルールを軽視する中国人の態度には改善が必要であると指摘、中国では「ある程度人数が揃えば信号機を無視して横断できる」という「中国式の横断方法」があることや、歩行者信号が青の時に道路を横断する歩行者に対し、ドライバーが危うく歩行者を轢きかけたうえで「車を見ていないのか!」と罵ることもあると説明。

 一方で日本では歩行者は「最大限、保護すべき相手」とみなされ、車は歩行者を必ず優先するため、「青信号の横断歩道は歩行者の天下」だと紹介。日本人はまるで「信号機に制御されているかのようだ」と形容しつつ、日本人が持つ交通ルールに対するこうした「敬意」が、中国人にも必要であると論じた。

 中国の道路交通法である「中華人民共和国道路交通安全法」の第4章第47条には、「動力機関を備えた車両は横断歩道を通過する際、減速しなければならない。人が横断歩道を渡っているなら停車しなければならず、安全確認後に発進しなければならない。信号機のない道路を人が道路を横断しているなら、走行中の動力機関を備えた車両は待避しなければならない」と記されている。

 中国では自動車は常時右折可能だが、中国の道路交通安全法によれば歩行者信号が青のときに横断歩道を渡る歩行者がいる場合、右折車は停止しなければならない。しかしこの交通ルールを守る中国人ドライバーを見かけることはほとんどない。日本人は子どものころから交通ルールを遵守する態度がしっかり身についている。交通事故による死者数の違いは、教育がその違いをもたらす要因の1つであるのは間違いなく、命に関わる交通教育の重要性を中国は認識しなければならない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

【関連記事】