これでいいのか? われわれが英語を勉強している間に、日本人は中国の古典を学んでいる! =中国メディア

これでいいのか? われわれが英語を勉強している間に、日本人は中国の古典を学んでいる! =中国メディア

われわれ日本人は、日本文化の多くが中国文化を根源に持つということを知っている。それゆえ、日本の学校では漢文を習い、中国の古典文学に親しむ時間が設けられているのだ。漢文に付された「レ」点などの返り点と格闘した記憶は、ほとんどの日本人が持っているはずである。(イメージ写真提供:123RF)

 われわれ日本人は、日本文化の多くが中国文化を根源に持つということを知っている。それゆえ、日本の学校では漢文を習い、中国の古典文学に親しむ時間が設けられているのだ。漢文に付された「レ」点などの返り点と格闘した記憶は、ほとんどの日本人が持っているはずである。

 中国メディア・今日頭条は21日、「日本の学生は中国の古典文化を勉強しているのに、われわれはみんな英語を学習している」とする記事を掲載した。記事は、中国の古代文化が各王朝を通じて日本や韓国、東南アジアの諸国へと伝わり、各国では中華文明の影響を深く受けてきたと紹介。その中で、韓国ではソウルの漢字表記を「漢城」から「首爾」に変更する、漢字を廃止するなど中国文化離れの動きを見せる一方で、日本では子どもたちが中国の古代文化を学んでいると説明した。

 そして「日中両国の恩怨はさておき、古代文化を重視する姿勢については、正直われわれに冷や汗をかかせるものである」とし、今の中国において英語教育に力を入れるばかりに古典文化教育が蔑ろになっていると指摘した。

 記事はまた、日本の学校で用いられている漢文学習資料の内容を紹介。古代の器具や楽器などが紹介されているページでは「もし身の回りの人にこれらの器具の名前を聞いたとしたら、果たして何人が答えられるだろうか」とした。また、孟子について紹介するページでは「孟子自体は知っていても、性善説などの彼の学説理論を心得ている人はどれだけいるのか」と問いかけた。

 この記事に対して中国のネットユーザーからは「中国の教育における最大の失敗は、国語より英語を重視したことだ。そしてそれなのに、中国の英語教育は平凡だ」、「恐ろしい。1000年後には日本人が中国人を名乗るようになっているかもしれない」、「50年後、われわれ中国にはどれだけの伝統文化が残っているだろうか。とても心配だ」といったコメントが寄せられている。

 日本の学校では確かに漢文や中国の古典を学ぶ時間がある。しかし、果たしてどれだけの人が大人になってもちゃんと覚えているだろうか。そんなに深刻に考えなくてもいいのでは、という気がするが、中国の人には驚きなのだろう。

 中国は今、乱れた秩序を正すために、孔子の教えをはじめとする国学を学校教育や社会教育に大いに取り入れつつある。一方で、保護者を学校に呼んで児童たちに一斉に洗髪させる「親孝行イベント」など、首をかしげたくなるような、形骸化した教育も問題となっている。シンプルに、祖先が築いた文化に尊敬の念を払い、親しむような習慣を自然と身に付けるような教育、指導はできないものだろうか。(編集担当:今関忠馬)(写真は孔子像、写真提供:123RF)

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