「全面的」に販売を伸ばす日系車、中国車にとって「大きな圧力」

「全面的」に販売を伸ばす日系車、中国車にとって「大きな圧力」

中国自動車市場で日系車が好調な販売を続けている。中国メディアの汽車之家によれば、2016年上半期における一汽トヨタの販売台数は前年同期比18%増、広汽トヨタは同11%増となったほか、東風ホンダは同47.8%増、広汽ホンダは同12%増となった。また、日産やマツダも同様に2桁の増加となった。(イメージ写真提供:123RF)

 中国自動車市場で日系車が好調な販売を続けている。中国メディアの汽車之家によれば、2016年上半期における一汽トヨタの販売台数は前年同期比18%増、広汽トヨタは同11%増となったほか、東風ホンダは同47.8%増、広汽ホンダは同12%増となった。また、日産やマツダも同様に2桁の増加となった。

 中国メディアの新浪はこのほど、日系車が「全面的」に販売を伸ばしていると指摘し、中国自主ブランド車にとって日系車の好調ぶりは「大きな圧力」だと論じている。

 記事は、日系車は11年に尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題によって販売台数が激減し、その後もなかなか反転の兆しが見えなかったことを指摘する一方で、15年から日系各社が新車を相次いで投入するなどの反転攻勢に出たことを指摘した。

 続けて、日系車はこれまで不遇の時期にあったものの、「自動車そのものの競争力はドイツ系と肩を並べる」うえ、特にトヨタは市場にニーズに応じてターボエンジンを搭載した車種を投入したと紹介。さらに「ハイブリッド車」における強みも加わり、一汽トヨタの販売は「爆発的に伸びている」と伝え、長期的に販売が低迷していたクラウンは16年上半期に販売台数が前年同期比167%増に達したと紹介した。

 日系車が好調な販売を維持していることは、中国国内でも大きな関心を集めており、一部では「消費者が政治などに左右されず、理性的な判断ができるようになったため」、あるいは「日系の各メーカーが市場のニーズに合致した車を投入したため」など、さまざまな分析がなされている。また、一部報道によれば、中国における日系車の販売台数は史上初めて400万台を超える可能性も浮上しており、近い将来に日本国内の新車販売台数を超えることもあり得そうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

【関連記事】 「歴然たる差」を実感!日本で購入した彫刻刀はスゴかった=中国 何があった!?中国人客「訪日団体ツアーにはもう参加しない」=中国報道 これが「真実の日本」だ!公正と正義が最大レベルで実現されている=中国