ショベルカーを大切に使う日本人、牛の如くこき使う中国人 この違いはどこから? =中国メディア

ショベルカーを大切に使う日本人、牛の如くこき使う中国人 この違いはどこから? =中国メディア

急速な経済成長を遂げ、世界第2の経済大国にのし上がった中国。その原動力は、圧倒的なスケールによる建設や製造にあった。一方で、物を作ることばかりに気を取られ、作ったものを長持ちさせる努力を軽視する傾向にもあった。経済モデルを転換させつつある今の中国が持つべき能力は、メンテナンス力と言えるかもしれない。(イメージ写真提供:123RF)

 急速な経済成長を遂げ、世界第2の経済大国にのし上がった中国。その原動力は、圧倒的なスケールによる建設や製造にあった。一方で、物を作ることばかりに気を取られ、作ったものを長持ちさせる努力を軽視する傾向にもあった。経済モデルを転換させつつある今の中国が持つべき能力は、メンテナンス力と言えるかもしれない。

 中国メディア・慧聡工程機械網は21日、「日本はどうしてこんなにショベルカーをしっかりメンテナンスするのか」と題した記事を掲載した。記事は、中国国内では一般の自動車に対するメンテナンスは重視されているのに、建機の保守はあまりにも重要視されていないとし、業界では「中国人はショベルカーを牛の如く扱い、日本人はおじいちゃんを労わるが如く扱う」と言われていると説明した。

 そして、業界の友人から聞いた「日本のショベルカーは、操縦室にマットが敷かれ、靴を脱いで手袋を装着して操作する。1日の終わりにはきれいに洗浄するのだ」という話を紹介。そのうえで、日本人が建機をこれほど大切に扱う理由について考察している。

 記事が示したのは、毎年の検査が義務付けられるとともに、使用時間が5000時間を超えたものは強制的に保守点検を必要とするという点、中国ほど作業時間が長くなく、作業も過酷ではない点、廃棄する際に多額の税金を納める必要がある点、部品の質が高く、ニセモノの心配が無い点、保守点検のサービスがしっかりしている点、日本人の設備維持に対する責任感の強さなどだ。

 モノを長持ちさせるには、その作りがしっかりしていて、部品1つ1つを含めた質が高いことが条件の1つになる。しかし、それでも乱暴に扱ったり誤った使い方をしたりすればすぐに壊れてしまう。大切に使おうという心がけと、そのためにメンテナンスを欠かさないことも、本体の質と同じくらい、いやそれ以上に大切なのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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