台北ユニバPR動画、市が公開を中止 日本のパフォーマンスグループに酷似で批判も=台湾メディア

台北ユニバPR動画、市が公開を中止 日本のパフォーマンスグループに酷似で批判も=台湾メディア

2年に1度開催される大学生のスポーツの祭典、ユニバーシアード。次回の夏季大会は2017年8月に台湾・台北で開催される。台湾初の国際総合スポーツ大会とあって、気合いの入った準備活動が行われているが、PR動画においてその気合いが少々空回りしてしまったようだ。(写真は動画投稿サイトyoutubeに掲載されたPR動画の画面キャプチャ)

 2年に1度開催される大学生のスポーツの祭典、ユニバーシアード。次回の夏季大会は2017年8月に台湾・台北で開催される。台湾初の国際総合スポーツ大会とあって、気合いの入った準備活動が行われているが、PR動画においてその気合いが少々空回りしてしまったようだ。

 台湾メディア・中国時報電子版は26日、このほど公開された同大会のマスコット「熊讚Bravo」のPR動画について、日本のパフォーマンスグループの映像と酷似しているとの指摘が噴出し、台北市の関係者が動画の公開を停止したと報じた。

 記事は、問題の動画について「熊讚Bravo」がスーツを着たダンス隊とともに、同市の著名スポットでダンスを披露するものだったと紹介。そして、動画を見たネットユーザーから「日本のグループ『WORLD ORDER』の作品に極めて似ている」との指摘が飛び出すとともに、「デザインの都を標榜しているのに、世界にパクリを見せるのか」、「パクリはともかく、曲も映像のレベルも低い。大学生の宿題以下」といった批判が飛び出したと伝えた。

 「WORLD ORDER」は元格闘家の須藤元気氏がプロデュースするダンスユニットで、スーツ姿のメンバーが世界各地で繰り広げる、独特な音楽に合わせたロボットのようなダンスパフォーマンスで人気を集めている。

 記事は、ネット上から飛び出したパクリの指摘に対して、柯文哲市長が「動画を見ていない。観光宣伝局に任せる」と語り、同局の責任者が「すでに動画の公開を中止した。チェックが行き届かなかったことで物議を巻き起こしたことに対して、申し訳なく思っている」とコメントしたことを伝えた。しかし、正式にパクリと認めてはいないようだ。

 動画は、台湾で開かれるキャラクターグランプリで「熊讚Bravo」をPRするために作られたとのこと。しかし、同大会の宣伝ツールの1つであることは否めない。記事によると、8月にも同大会実行委員会が発表したPR動画が、「人気のある映像作品のコンセプトを借用したものではないか」とネット上で指摘されて関係者が対応に追われるトラブルが発生していた。

 国際的なイベントの宣伝動画として、ぜひオリジナリティあふれる、魅力的な作品を作って欲しいものである。ただ、ネット上で様々な個性を持った動画作品が続々と発表される今の世の中において、完全にオリジナルな作品を手掛けることが難しくなっているのではないか、という気もする。(編集担当:今関忠馬)(写真は動画投稿サイトyoutubeに掲載されたPR動画の画面キャプチャ)

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