日本は、中国に対して何を憂慮しているのか どうして「競争」を仕掛けてくるのか=中国メディア

日本は、中国に対して何を憂慮しているのか どうして「競争」を仕掛けてくるのか=中国メディア

安倍晋三首相は今月22−23日に日本の歴代首相で初めてキューバを訪問した。その直後、今度は中国の李克服首相がキューバを訪れて数多くの経済協力合意を取り付けた。中国メディア・海外網は26日「中国に対して、日本は一体何を心配しているのか」と題し、この件や日中関係について解説する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 安倍晋三首相は今月22−23日に日本の歴代首相で初めてキューバを訪問した。その直後、今度は中国の李克服首相がキューバを訪れて数多くの経済協力合意を取り付けた。中国メディア・海外網は26日、「中国に対して、日本は一体何を心配しているのか」と題し、この件や日中関係について解説する記事を掲載した。

 記事は、両国首脳による相次ぐキューバ訪問について、「日本が地球の西側で、中国との影響力を争う新たな戦場を開拓している」との声がメディアから出たと紹介。同様の動きはすでにあり、2014年7月には習近平国家主席が中南米諸国への歴訪を終えた直後に安倍首相が訪問を行い、インフラ支援などの経済外交で積極的な姿勢を見せたと伝えている。

 そして、中国首脳の訪問時期に合わせたかのような安倍首相の中南米諸国歴訪の背景には「中国が世界で影響力を広げ続けることに対する、深い憂慮」があり、さらにその真相には「アジアの2番手に甘んじたくない」という大きな要因があると解説した。

 また、安倍政権は軍備拡充・国連常任理事国入り・貴重な資源確保・国民生活の改善による権力基盤固めのいずれにおいても金銭が必要な状態である一方、アベノミクスの不発など、必要である「お金」の面で手を焼くという「矛盾」に陥っているとも論じた。

 記事は、この「矛盾」を脱するには「日中関係を改善して中国との相互利益を実現、平和的発展の道を堅持することこそ、賢い選択である」とし、「安倍首相は、自らの『ドル外交』がどれだけ続けられるのか、考えてみるべきではないか」と結んだ。

 日中間の「影響力争い」は、東南アジアのインフラ建設受注競争から、アフリカ、さらには南米と世界の発展途上地域全体に広がっている。この争いは、今後もさらに熱を帯びてくることだろう。そこで忘れてはならないのは、支援を必要としている各途上地域への配慮ではないだろうか。現地にとって「無駄な支援」の競争とならないことを願いたい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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