日本で遭遇する、「心から笑っていない笑い」について語る=中国メディア 

日本で遭遇する、「心から笑っていない笑い」について語る=中国メディア 

多忙な生活に追われていると、ふと学生時代の友人と飲みながら下らない話でバカ笑いしたくなることはないだろうか。それはもしかしたら、日常にあふれているのは表面的な笑いばかりで、「心からの笑い」が不足しているからなのかもしれない。(イメージ写真提供:123RF)

 多忙な生活に追われていると、ふと学生時代の友人と飲みながら下らない話でバカ笑いしたくなることはないだろうか。それはもしかしたら、日常にあふれているのは表面的な笑いばかりで、「心からの笑い」が不足しているからなのかもしれない。

 中国メディア・今日頭条は21日、日本人の「笑い」について紹介する記事を掲載した。記事が紹介しているのは、日本滞在中に遭遇した「心から笑っていない笑い」のエピソードだ。

 まずは、地下鉄での出来事。幼稚園の先生らしい若い女性が制服姿の幼児5−6人とともに乗車していた際、急ブレーキによって1人の幼児が飲んでいた牛乳をこぼしてしまったという。すると女性がすかさず地面にこぼれた牛乳をふき取り、それが終わると頭を挙げて周囲の乗客に対して謝るように笑みを見せたとのことである。

 続いては、ショッピングモールで買い物中の事である。エスカレーターに乗っていたら、後ろから若い女性がやって来て追い抜かれた。その際、持っていたトランクにぶつかった女性が気まずそうな笑みを浮かべつつ、日本語で「すみません」と言って立ち去って行ったという。記事は「心からの笑いではなかったが、礼儀正しかった」としている。

 そして、道案内をされた時にも、日本人の「笑い」に遭遇したようだ。東京で有名なスイーツ店を探していたものの見つからず、60歳くらいの男性に尋ねてみたところ英語が通じない。そこで男性は傍にいた7−8歳くらいの子連れの女性に助けを求めた。女性はこちらの意図を理解しようで、「まるでドラマのように非常に誇張した笑顔」を見せつつ、スイーツ店まで連れて行ってくれた。一緒にいた子ども、さらになぜか男性も同行し、彼らは始終満面の笑みを浮かべていたとのことである。そして、目的地までやって来ると、やはり笑みを浮かべながら、お辞儀をして「さようなら」と言った、と記事は紹介した。

 記事は、いずれの笑いも「心からの笑い」ではないとの見方を示している。その一方で、特に道案内のエピソードについては「このような笑いがわざとらしいと思うかどうかに関わらず、私は好きだ」と評価。日本の社会においてコミュニケーションを取るうえで必要な「作ったような笑み」も、決して悪くはないという印象を持ったようである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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