日本の教育は優秀な科学者を生む、中国にない大きなポイントとは?=中国メディア

日本の教育は優秀な科学者を生む、中国にない大きなポイントとは?=中国メディア

毎年この時期、各分野のノーベル賞が発表される頃になると、中国のネット上では「どうしてわが国ではノーベル賞受賞者を排出できないのか」といった類の言論が泉の如く湧き出してくる。特に、日本人の受賞が相次いでいるここ数年は、その傾向が顕著だ。中国メディア・今日頭条は4日、日本人が多くのノーベル賞を獲得できる背景にある、日本の教育における大きな要因について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 毎年この時期、各分野のノーベル賞が発表される頃になると、中国のネット上では「どうしてわが国ではノーベル賞受賞者を排出できないのか」といった類の言論が泉の如く湧き出してくる。特に、日本人の受賞が相次いでいるここ数年は、その傾向が顕著だ。中国メディア・今日頭条は4日、日本人が多くのノーベル賞を獲得できる背景にある、日本の教育における大きな要因について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の教育における優れた点として「自然に触れる機会を重視している」、「読書を大切にしている」、「子どもの自立心を養うことに力を入れている」、「学習指導要領に基づいたうえで、教師が比較的自由に授業をデザインすることができる」という4点を挙げて解説。自然に大いに親しむことで好奇心を芽生えさせ、読書で見識を豊かにするとともに、家庭では「なんでも親に頼らず自分の力でやってみる」ことを教えるとした。

 また、科学研究の環境についても「功利を急がせることなく、長期的に研究に従事できる体制」、「視野を広めるための、積極的な国際交流」、「日本人科学者が持つ堅忍不抜の研究精神」、「基礎研究に対する関心や重視ぶり」という4点を長所として挙げている。すぐに成果が出なくても冷遇されたり食いはぐれることはなく、地道にコツコツと努力を積み重ね−る必要がある研究に、安心して従事できる環境の存在を評価しているようだ。

 小さいころに好奇心を持てなかった人間が、大人になって何かの研究に没頭し成果を出すということは、難しいように思える。研究に対するモチベーションを高めるうえで、研究の環境や制度の充実は欠かせない。しかし同時に、子どもの好奇心を大いにかき立てるような「仕掛け」をたくさん用意することが、教育事業、さらには国の科学発展事業において非常に重要と言えるのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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