景気の停滞を恐れない日本人? と中国メディア

景気の停滞を恐れない日本人? と中国メディア

日本における「失われた20年」は、1990年初頭のバブル崩壊後、20年以上にわたって経済の低迷が続いたことを指すのは誰でも知っていることだ。中国でも日本のバブル崩壊の話題については誰もが反応するが、それは中国でも不動産バブルがいつ弾けるか、懸念が高まっているためだろう。(イメージ写真提供:123RF)

 日本における「失われた20年」は、1990年初頭のバブル崩壊後、20年以上にわたって経済の低迷が続いたことを指すのは誰でも知っていることだ。中国でも日本のバブル崩壊の話題については誰もが反応するが、それは中国でも不動産バブルがいつ弾けるか、懸念が高まっているためだろう。

 中国メディアの天天快報はこのほど、バブル崩壊によって「失われた20年」を体験したはずの日本について、経済は確かに低迷しているが、「日本人は景気の停滞を恐れていないように見える」と主張する記事を掲載した。

 記事は、まず「この20年、日本人の給料はほとんど上がっていない」と指摘し、近年の日本経済の最大の特徴は「衰退」であり、日本の国内総生産(GDP)は約20年間、ほとんど増えていないことを指摘。しかし、日本人の生活の質には「明らかな低下」は感じられない」と伝え、その理由として「所得は上がっていないが、物価が下がっている」ためであると指摘した。

 さらに、失われた20年の間で感じ取れる変化は、高級ブランド品ばかり持っていた日本人が「質素」になったくらいと指摘。求人倍率も低くはなく、仕事がないわけではないうえに、手厚い社会保障も存在するためか、日本人は景気の停滞を恐れていないようにも見えると論じた。

 記事は「日本人は景気の停滞を恐れていないように見える」と伝えているが、日本人は経済成長の停滞に慣れてしまったと表現したほうが適切なのかも知れない。一方、多くの工場が集まり、製造業で発展した広東省東莞市では工場が相次いで倒産し、街からは活気が失われたと言われている。こうした光景は中国では珍しくないことや同記事のような話題があがることからも、本当に景気の停滞を恐れているのは中国人なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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