韓国で「爆買い」、日本で「コト消費」 中国大型連休で「民族大移動」=中国メディア

韓国で「爆買い」、日本で「コト消費」 中国大型連休で「民族大移動」=中国メディア

中国は人口の多い国であり、連休のたびに中国国内では多くの人が移動する。その様は「民族大移動」と表現するのが適切だ。近年は連休のたびに多くの中国人が国外に旅行に出かけており、日本も人気の渡航先の1つだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国は人口の多い国であり、連休のたびに中国国内では多くの人が移動する。その様相は「民族大移動」とも表現される。近年は連休のたびに多くの中国人が国外に旅行に出かけており、日本も人気の渡航先の1つだ。

 10月1日は中国の建国記念日にあたる国慶節であり、毎年国慶節になると移動する人の多さがニュースになるほどだ。国慶節ではまとまった休みで帰省し親族とゆっくり時間を過ごす人もいるが、やはり近年は国外旅行が人気を集めている。

 中国メディアの澎湃新聞は9日、1日から7日までの国慶節連休中にもっとも人気だった渡航先は韓国であり、日本は第2位だったと紹介。特に韓国は25万人の中国人旅行客が押し寄せ、百貨店や免税店では中国人旅行客向けの売上高が前年比20−40%も伸びたと伝えている。

 韓国とは対象的に、日本では爆買いがすでに失われつつあると言われる。中国政府が関税を引き上げたことや、円高が進んだことが要因の1つと考えられているが、記事は「日本を訪れる中国人旅行客のうち、リピーターの割合が増えていること」も要因の1つとして挙げ、こうしたリピーターたちは体験などの「コト消費」にお金を使うようになっていることを伝えた。事実、中国では紅葉シーズンの日本を体験すべきといった報道も増えており、まさに「コト消費」が盛り上がりつつあることを示している。

 一方、中国人旅行客が温水洗浄便座を爆買いした背後には、日本のトイレを実際に使用して、「清潔さ」や「快適さ」を体験していたためという見方もできる。国慶節期間中に中国人旅行客が韓国で爆買いしていることを見れば、中国人旅行客は今なお旺盛な消費意欲を持つことが分かるが、日本もトイレの事例のように「体験」を通じて販売につなげる工夫が必要なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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