「近い将来やる」と言い逃れて今すぐやらない、中国人の精神が日本と大きな差を生んでいる=中国メディア

「近い将来やる」と言い逃れて今すぐやらない、中国人の精神が日本と大きな差を生んでいる=中国メディア

静かな静かな里の秋・・・さすがに今の時代、栗の実を囲炉裏端で煮ている家庭は少ないかもしれないが、農村や里山の秋が見せる風景は美しい。澄んだ空気に青い空、そして、これから草木の枯れる冬を迎えようという寂寥感が相まって、そこに立っているだけで心が洗われる気持ちになる。日本の農村の美しさに魅了される中国の人も、少なくないのだ。(イメージ写真提供:123RF)

 静かな静かな里の秋・・・さすがに今の時代、栗の実を囲炉裏端で煮ている家庭は少ないかもしれないが、農村や里山の秋が見せる風景は美しい。澄んだ空気に青い空、そして、これから草木の枯れる冬を迎えようという寂寥感が相まって、そこに立っているだけで心が洗われる気持ちになる。日本の農村の美しさに魅了される中国の人も、少なくないのだ。

 中国メディア・今日頭条は13日、「中国と日本の差は主に農村にあるとみんな言うけれど、これを見て信じるようになった」とする記事を掲載した。記事の内容は、昨今中国メディアや中国のネット上でよく見られる、日本の農村の美しい環境を礼賛し、「それに引き換えわが国は」というパターンである。

 記事は、日本の農村風景を撮影した写真を複数枚掲載したうえで、日本の環境インフラの充実ぶりを紹介。「どんなに辺鄙な農村であっても、ゴミや汚水の処理サービス、汚水の無害処理が行われている」と説明した。

 その一方で「わが国では、環境インフラが充実していても、依然として至る所にゴミが落ちており、見るに堪えない汚い光景を目にする」と指摘。日本の環境の美しさは単にインフラの整備だけではなく国民の素養にも起因しており、この点によって「日本との本当の差は見るからに明らかに状況となっているのだ」と論じた。

 また、「今は経済最優先、きれい汚いを論じるのは時期尚早」と言う人がいるとしたうえで「たとえ経済が良くなって、自分たちが皇帝の新しい衣を身にまとったと思っても、傍から見ればボロきれに過ぎないのだ」とし、国民の素養を高めることこそ急がれると説明した。

 さらに、中国人は「遠くない将来にそうなることを望む」という言葉を用いて自らを励ますのが、非常に特異であると指摘。しかし、その本質は、「今日できる努力を明日に延ばすこと」なのであるとし、今できること、やらなければいけないことをちゃんとやることが、今の中国には必要であるとの見方を示している。

 農村礼賛の話よりも、「今できることを明日に延ばそうとする」精神への警鐘が、この記事においては興味深く印象的だ。ただ、皮肉なことに「今すぐに利益になるもの、成果が出るもの」についてはすぐやろうとする傾向が、今の中国社会にはある。ゆえに、記事の主張をより正確に言うならば、たとえすぐには効果が出なくても、今日始められることは、明日に延ばさず始めなさい、ということなのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

【関連記事】 中国発祥の技術なのに、日本がレベルを高めて世界に発信しているぞ 日本の引っ越し業者、仕事ぶりがすごすぎて言葉が出ない  わが国とは全然レベルが違う! 日本のサービスエリアにある「特殊サービス」