日本は努力してるぞ? 中国メディアが自国批判、「未来の資産」創出と「過去の資産」食いつぶしで

日本は努力してるぞ? 中国メディアが自国批判、「未来の資産」創出と「過去の資産」食いつぶしで

サッカーの強い国やバスケットボールの強い国が優秀な選手を輩出できるのは決して偶然ではなく、その背後には何らかの理由があるものだ。中国も卓球が強い国だが、その強さの背後には優れた育成システムが存在する。(イメージ写真提供:123RF)

 サッカーの強い国やバスケットボールの強い国が優秀な選手を輩出できるのは決して偶然ではなく、その背後には何らかの理由があるものだ。中国も卓球が強い国だが、その強さの背後には優れた育成システムが存在する。

 中国メディアの今日頭条は11日、日本が2000年からの17年間で計17人のノーベル賞受賞者を輩出したことを指摘したうえで、その「背後にある力」について論じる記事を掲載した。

 記事は日本には少子高齢化という社会構造上の致命的な問題を抱えているとしながらも、日本にはこれまで蓄積されてきた資産が数多く存在することを指摘。その資産の1つこそ技術であり、「技術というものは簡単には生れないし、簡単に消失することもない」として、日本の全社会が持続的に研究開発に打ち込んできたことを評価。さらに「研究開発は未来の資産を創り出す」に等しい価値ある投資であると指摘した。

 さらに日本社会が持続的に研究開発に打ち込んできたことの成果の1つとして、トムソン・ロイターの「Top100 グローバル・イノベーター」に15年、日本から世界最多となる40の企業が選出されたことに言及。「IBMやシーメンスなどの“巨人”が落選していることから、審査の厳しさを推し量ることができる」と説明、こうした厳しい審査のなかで40もの企業が日本から選出されたことは、まさに日本の蓄積してきた技術と打ち込んできた研究開発が花開こうしていることを意味するものとの見方を示した。

 記事は、17年で17人のノーベル賞受賞者を輩出した日本社会の背後には「未来の資産を創り出す」ために持続的に研究開発に打ち込む努力があると指摘する一方、「社会全体で『博打やチャンスに乗じて儲ける』ことを続けるのは過去に貯めた財産を食いつぶす行為である」として、日本社会とは対照的な中国社会を暗に批判した。

 17年で17人ものノーベル賞受賞者を日本が輩出できたのは、もちろんノーベル賞受賞者の能力や努力という要因がもっとも大きい。だが、未来に投資する日本社会の取り組みも関係していると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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