中国企業が日本のアニメを爆買い!日本にとっては「一石二鳥」

中国企業が日本のアニメを爆買い!日本にとっては「一石二鳥」

日本動画協会は9月30日、「アニメ産業レポート2016」を発刊した。同レポートでは、「中国のWeb正式配信への配信権販売などの続伸」などによって、2015年のアニメ産業の市場規模が前年比112.0%の総額1兆8253億円に達した見込みと産出した。特に中国のWeb正式配信への配信権販売は前年比178.7%と非常に大きな伸びを示したという。(イメージ写真提供:123RF)

 日本動画協会は9月30日、「アニメ産業レポート2016」を発刊した。同レポートでは、「中国のWeb正式配信への配信権販売などの続伸」などによって、2015年のアニメ産業の市場規模が前年比112.0%の総額1兆8253億円に達した見込みと算出した。特に中国のWeb正式配信への配信権販売は前年比178.7%と非常に大きな伸びを示したという。

 日本のアニメ産業において中国への配信権販売が伸びていることについて、中国メディアの騰訊はこのほど、中国企業が日本のアニメ配信権やゲーム化などの権利を爆買いしていると伝え、日本のアニメ産業にとって中国は重要な市場になっていると報じた。

 記事は、日本のアニメ業界の海外売上高が15年に大きな伸びを示し、中国向けの輸出が前年比78.7%増となったことを指摘。日本のアニメが国外で売れる環境が整ってきたことで、日本企業はアジアを中心に積極的に海外進出を進めていると紹介したほか、中国資本が日本のアニメ製作に参画するケースも増えつつあると紹介した。

 アニメや漫画は日本政府が進める対外文化宣伝・輸出政策「クールジャパン」の重要なコンテンツの1つだ。中国には日本のアニメなどを見て育ったことで、日本に対して親近感を持つ人は少なからず存在するが、これはアニメや漫画が持つ偉大な力だと言えるだろう。

 記事は、中国企業が日本のアニメを「爆買い」していると伝えているが、それは裏返せば中国で日本のアニメに親しむ人が増え、ひいては日本に親近感を持つ中国人も増えるであろうことを意味する。アニメの輸出は経済的な利益だけでなく、中国における反日感情の緩和なども期待できる一石二鳥の取り組みといえるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

【関連記事】 日本を憎みながら育った中国人、訪日旅行で日本への感情が一変=中国報道 日本人の気持ちがわかった・・・インドの「反中」映画に違和感 日本人は黄色人種の世界的地位を向上させた!日本人がいなかったら・・・=中国