韓国車の販売が激減! その理由はTHAADか、戦略のミスなのか=中国

韓国車の販売が激減! その理由はTHAADか、戦略のミスなのか=中国

自動車産業ポータル「MARKLINES」によれば、中国自動車市場における2016年12月の韓国車の乗用車販売シェアは前年同月比3.77%増だった。しかし、17年1月は前年同月比11.14%減、2月は同1.72%減、3月は同52.66%減となっており、中国市場で韓国車は急激に販売台数を減らしていることがわかる。(イメージ写真提供:123RF)

 自動車産業ポータル「MARKLINES」によれば、中国自動車市場における2016年12月の韓国車の乗用車販売シェアは前年同月比3.77%増だった。しかし、17年1月は前年同月比11.14%減、2月は同1.72%減、3月は同52.66%減となっており、中国市場で韓国車は急激に販売台数を減らしていることがわかる。

 中国メディアの牛車網は5日付で、韓国車の販売台数が減少している背景について考察する記事を掲載し、その原因は「高度ミサイル防衛システム(THAAD)」が原因なのか、あるいはマーケティングのミスが原因なのかを論じる記事を掲載した。

 記事はTHAAD問題に起因する中韓関係の悪化が韓国車の販売に悪影響を与えているとう見方について、中国財政部の関係者の話として、「政治的要因が自動車メーカーのセールスに与える影響はゼロではないが、決して大きくはない」と指摘。日中関係も決して良好ではないが、日系車の販売が好調であることこそ、その証拠だと論じた。

 むしろ「自動車メーカーが真剣に考えなくてはならないのは、最終的にはやはり製品の競争力と市場における代替品との関係である」と主張。かつて韓国車の強みだったコストパフォーマンスの高さは中国車の台頭によって失われつつあると指摘したほか、外観のデザインは今なお魅力的であるとしながらも、技術力では他社に大きく水をあけられていると論じた。

 また記事は「世論に叩かれる企業には、その企業自身に問題が存在していることが一般的だ」と主張し、16年にTHAAD問題が起きる前から、韓国車の販売台数はすでに4年連続で減少していたと指摘。従ってTHAAD問題は韓国車の販売台数が激減するうえでの「きっかけ」だったに過ぎないと説明した。

 中国市場における韓国車にとっての代替品といえば、ここ数年は中国車がそれに該当するだろう。中国車は近年、品質を急激に高めており、コストパフォーマンスの高さを背景に中国人消費者の支持を獲得している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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