日本を視察して「絶対に日本を決して軽視してはならない」と感じた理由=中国

日本を視察して「絶対に日本を決して軽視してはならない」と感じた理由=中国

中国は1978年からの改革開放を経て、飛躍的な発展を遂げた。一方、日本経済はバブル崩壊によって失われた20年と呼ばれる経済低迷に突入し、日本と中国の経済発展の勢いの差から、「中国は間もなく完全に日本を超える」と考える中国人は少なくないようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国は1978年からの改革開放を経て、飛躍的な発展を遂げた。一方、日本経済はバブル崩壊によって失われた20年と呼ばれる経済低迷に突入し、日本と中国の経済発展の勢いの差から、「中国は間もなく完全に日本を超える」と考える中国人は少なくないようだ。

 しかし、中国メディアの捜狐は2日付で、日本を視察で訪れた中国人の見解として「21日間にわたる視察を通じて、中国は絶対に日本を決して軽視してはならないことが分かった」と論じる記事を掲載した。

 記事は、日本を視察で訪れた中国国務院の関係者の見解を紹介、「経済規模だけで言えば、中国はすでに日本を追い越している」としながらも、中国の国土面積は日本の25倍、人口は日本の10倍以上に達することを考慮しなければならないと指摘。

 さらに、日本経済の強さは製造業と各産業における技術力の高さが背後にあると伝え、日本に世界トップレベルの製造業が存在するのは、資源が少ないことに対する危機感によるものだと指摘。日本にとって高い競争力を持つ製造業を発展させることは「日本が生き残るための道」であり、「日本は危機感と進取の精神をもって、世界の製造業のトップを走り続けている」と説明した。

 また記事は、中国国務院の関係者が日本の視察を通じて、「日本の近代化の水準」にも驚いたと伝え、都市部と地方で生活インフラの整備に差はほとんど見られず、地方でも高い生活水準での暮らしが実現されていたと指摘。中国では都市部こそ発展しているが、農村部はいまだに立ち遅れていることを伝え、中国は国内の近代化水準で日本に劣っていると指摘した。

 また、日本社会の秩序、治安、公平さ、そして国民の民度といった要素についても、「日本は中国を圧倒的に上回っている」ことを伝えつつ、経済規模という観点だけで「日本を追い越した」とタカをくくっていてはならないと伝え、中国は絶対に日本を決して軽視してはならないとしている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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