表舞台には現れない存在だった「忍者」、今や観光客を集める広告塔に=中国

表舞台には現れない存在だった「忍者」、今や観光客を集める広告塔に=中国

ゴールデンウィークや夏休み、年末年始は世界中で連休になることが多く、日本を訪れる観光客も増える傾向にある。日本の各観光地も観光客を1人でも多く呼び込むために海外向けのPRに力を入れているが、最近では「歴史」を観光の目玉にする観光地も増えているが、海外からの観光客が城や武士、忍者といった日本独自の歴史文化を見逃すはずはない。(イメージ写真提供:123RF)

 ゴールデンウィークや夏休み、年末年始は世界中で連休になることが多く、日本を訪れる観光客も増える傾向にある。日本の各観光地も観光客を1人でも多く呼び込むために海外向けのPRに力を入れているが、最近では「歴史」を観光の目玉にする観光地も増えているが、海外からの観光客が城や武士、忍者といった日本独自の歴史文化を見逃すはずはない。

 中国メディアの今日頭条は8日、日本では「忍者文化」が観光業の柱の1つへと成長しつつあることを伝える一方、一部の地域では「忍者不足」も起きていることを伝えている。

 記事は、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康という「戦国の3大武将」が生まれた地である愛知県が歴史を活用した観光の掘り起こしに力を入れ、武士をブランドとして観光を盛り上げようとしていることを紹介。名古屋城の敷地内に設営されたステージでは「徳川家康と服部半蔵忍者隊」というおもてなし武将隊が愛知県の観光をアピールをする活動を行っていることを伝えた。

 続けて、愛知県に限らず、忍者は各地で「観光資源」と見なされるようになっていると伝え、忍者をテーマにしたレストランや忍者を体験できる道場などが人気となっていると紹介。だが、健康で体力があって観光地をPRできる忍者は現在、不足傾向にあると伝え、観光資源としての魅力とは裏腹に、忍者として活動できる人材の不足、つまり忍者不足が起きていることを紹介した。

 忍者は特に米国で人気が高いが、実は中国では忍者が主人公の漫画「NARUTO」が人気だったため、多くの中国人が忍者をよく知っている。かつては表舞台には決して現れない存在だった忍者が、今や人を集める広告塔になっていることは興味深い。

 また、中国人の訪日旅行が買い物の「モノ消費」から、日本ならではの体験を求める「コト消費」へと変化していると言われるが、忍者を通じた体験も今後は中国人の間で人気が出るかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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