太極拳が「見た目だけ」の武術なら、剣道も「見た目だけ」なのか=中国報道

太極拳の達人が20秒もたたず現代格闘家にKO負け 「実戦には役立たない武術」の声も

記事まとめ

  • 中国の四川省成都市で太極拳の達人が20秒もたたずに現代格闘家にKOされた
  • 太極拳は「見た目は華々しいが実戦には役立たない武術」なのではないかという声も
  • 今日頭条は日本の武道である「剣道も見た目だけなのか」と疑問を投げかける記事を掲載

太極拳が「見た目だけ」の武術なら、剣道も「見た目だけ」なのか=中国報道

太極拳が「見た目だけ」の武術なら、剣道も「見た目だけ」なのか=中国報道

中国の四川省成都市で4月27日、太極拳の達人と現代格闘家による試合が行われた。結果は、太極拳の達人が開始から20秒もたたないうちに「格闘狂人」と呼ばれる現代格闘家にKOされて敗れた。(イメージ写真提供:(C)Dmitry Chulov/123RF.COM)

 中国の四川省成都市で4月27日、太極拳の達人と現代格闘家による試合が行われた。結果は、太極拳の達人が開始から20秒もたたないうちに「格闘狂人」と呼ばれる現代格闘家にKOされて敗れた。

 中国武術の1つである太極拳に対して、近年は健康増進のための体操というイメージを持つ人もいるかもしれないが、太極拳の達人が現代格闘家に試合開始早々にKOされた出来事は中国で大きな注目を集め、太極拳は「見た目は華々しいが実戦には役立たない武術」なのではないかという声が上がった。

 中国メディアの今日頭条は9日付で、太極拳が「見た目だけ」だとするなら、日本の武道である「剣道も見た目だけなのか」と疑問を投げかける記事を掲載している。

 太極拳の達人を称する人物が現代格闘家にあっけなく敗北するという出来事は、多くの中国人の心にダメージを与えたようで、中国のネット上では失望感を口にする意見のほか、「太極拳などペテン」だと主張する声もあがった。

 記事は、日本の剣道について、太極拳と同じように世界的に普及した武道であるが、太極拳と根本的に違うのは通じて礼儀や作法などの「道」を学び、心を鍛えることが重要であり、勝ち負けだけを追求する武道ではないことだと指摘した。

 また、太極拳が実戦では使えないペテンだという指摘に対し、太極拳に実戦訓練が足りていないのは事実ではあるものの、「真剣での訓練が行われていない剣道を果たしてペテンだと言えるだろうか」と反論。実戦訓練が行われておらず、実戦で通用しなかったからといって、太極拳を「見た目だけ」の武術だと論じるのは乱暴であると論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Dmitry Chulov/123RF.COM)

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