「日本は不愉快になっている」 中国製造業が一部で日本を超越=中国報道

「日本は不愉快になっている」 中国製造業が一部で日本を超越=中国報道

スーパーコンピューターの性能ランキング「TOP500」において、世界1位は中国の「神威・太湖之光」だが、中国はすでに「神威・太湖之光」の10倍の速度で浮動小数点演算が可能なスパコンを開発中だ。この「1EFLOPS(エクサフロップス)」の演算能力を持つスパコンの開発を通じて、一部では「中国は日米との差をさらに広げることになる」という見方もある。(イメージ写真提供:123RF)

 スーパーコンピューターの性能ランキング「TOP500」において、世界1位は中国の「神威・太湖之光」だが、中国はすでに「神威・太湖之光」の10倍の速度で浮動小数点演算が可能なスパコンを開発中だ。この「1EFLOPS(エクサフロップス)」の演算能力を持つスパコンの開発を通じて、一部では「中国は日米との差をさらに広げることになる」という見方もある。

 中国メディアの今日頭条は7日付で、中国の製造業は一部の分野で日本を全面的に超越し始めていると伝え、「日本はこうした現状に不愉快になっている」と論じる記事を掲載した。

 記事は、まず中国の「軍備」について、日本と米国は「中国の軍備は粗雑で立ち遅れている」と見下していたと説明する一方、製造業の発展に伴い、中国人民解放軍の装備は急激に近代化しており、わずか数十年で日米は中国の軍事が脅威になったことを懸念していると指摘した。

 また、中国国産旅客機C919が初飛行に成功したことや、2017年および19年に中国が夜間でも極めて高精度の観測が可能なレーダー衛星「珞珈1号」の打ち上げを行う計画であることを指摘。宇宙開発の分野でも日本を大きく超えているという見方を示した。

 また、家電業界においても10数年前は日本企業が中国市場を独占していたが、現在はテレビ、パソコン、スマートフォンなどの分野で中国企業が日本企業に打ち勝つようになっており、日本市場でも中国メーカーの製品を見かける機会が急激に増えていると指摘。「日本はこうした現状に不愉快になっているようだが、その現状に慣れるまではもうしばらく時間がかかりそうだ」と主張した。

 中国の製造業は一部の分野で日本を全面的に超越し始めていると主張する記事だが、さすがに自動車産業には言及していない。たとえば自動車用窓ガラス製造装置を制作する日本企業の世界シェアは7割にも達しており、圧倒的な数の自動車用ガラスがこのメーカーの制作した装置によって生産されている。それ以外にも日本には世界シェアトップのメーカーが数多く存在しており、中国は政府が主導する分野の製造業は確かに急激に技術力を高めているが、民間レベルではまだまだ日本企業の方が技術力は上だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)