日本人が40年かけて禁煙社会を実現できた、3つの大きな理由=中国メディア

日本人が40年かけて禁煙社会を実現できた、3つの大きな理由=中国メディア

中国メディア・人民網は16日、日本が約40年かけて喫煙者を大きく減少させた成果について「他山の石」として紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF) 

 中国メディア・人民網は16日、日本が約40年かけて喫煙者を大きく減少させた成果について「他山の石」として紹介する記事を掲載した。

 記事は「先進国において日本の禁煙の取り組みは早い時期に始まったものではない。しかし現状を見ると、その成果は非常に顕著だ。1978年に嫌煙権運動が起きてから約40年の努力によって、喫煙人口は大幅に減少した」と紹介。日本が喫煙者の減少に成功した理由を3つのポイントにまとめて説明している。

 まずは、禁煙化を進める一方で喫煙スペースを確保したことを挙げた。現在日本ではあらゆる公共スペースで禁煙となっており、空港やスーパー、電車、バスなどで煙がもうもうと立ち込める光景は見られなくなり、公共スペースで喫煙すれば処罰される可能性もあると説明。一方で、喫煙者を考慮して娯楽施設や病院、スーパー、ホテル、銀行、駅などにはそれぞれ隔離式の喫煙スペースが設けらていることを伝えた。

 続いては法的側面から禁煙を推進したことだ。禁煙運動の高まりに伴い、政府や自治体が喫煙規制に関する大量の法律や条例を発表し、違反した個人や企業に対する罰則を設けたことを紹介。特に受動喫煙のリスクが高まる「歩きたばこ」行為に対する規制が厳しく敷かれていると説明している。

 そして最後に、たばこの購入に対する厳しい規制を挙げた。「未成年者喫煙禁止法」により未成年者の喫煙とともに未成年者へのたばこの販売も禁止していることを紹介。また、保護者や監督者が未成年者の喫煙を制しなかった場合にも罰則が適用されるとした。さらに、街頭にある自動販売機でたばこを購入するには、年齢の確認ができるICカードが必要であることを紹介し、未成年者のたばこ購入ルートを最大限塞いでいると伝えている。

 世の中に無理なく禁煙を浸透させるには、それなりに時間が必要だろう。今吸っている人を禁煙に導く取り組みも必要だが、「そもそもたばこを吸わない人」を多く生み出すほうがより効果的かもしれない。そこで特に大切になるのが、子ども世代への教育だ。たばこに興味を持たない、あるいは健康を損ねるものとのイメージを抱いた子どもたちが大人になれば、おのずと喫煙者や喫煙率は下がっていくのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF) 

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