高保障・高待遇な一方で要求も高い日本の建設作業員、ひたすらスピードを求められる中国の建設作業員

高保障・高待遇な一方で要求も高い日本の建設作業員、ひたすらスピードを求められる中国の建設作業員

中国メディア・今日頭条は19日、日本の建設作業員が高い待遇や高い防護措置を受ける一方で、専門知識や技術の習熟が要求されるとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・今日頭条は19日、日本の建設作業員が高い待遇や高い防護措置を受ける一方で、専門知識や技術の習熟が要求されるとする記事を掲載した。

 記事は、国土交通省に属する機関が発表した統計で、日本の建設作業員の約75%が現在の待遇や生活状況に満足していることが明らかになったと紹介。一方、不満を持つ人は17%おり、政府と企業双方からより多くの保障や優遇措置を得て、作業員の経済面、安全面の要求を満たして欲しいと考えていると伝えた。

 そのうえで、日本の建設業界には安全、防護、保障、品質の「4高」が共通認識になっていると説明。特に、安全が最も重視されており、自然災害が多いこともあって建物に対する安全要求が他国をはるかに上回る厳しさになっていると紹介した。

 そして、建物の高い品質を確保するため、作業員も専門知識や作業のルールを熟知しておく必要があるとし、作業員になるには一般的に専門機関から建設作業に関するレクチャーを受けなければならないと伝えた。

 さらに、日本政府が企業に対して十分な防護安全措置や作業員の安全な作業環境確保を厳しく要求していること、多くの研究機関が新たな機器を開発しており、ミスなどによるケガの減少、安全性の確保が図られていることを紹介している。

 日本の建設現場では、作業員に対する十分な待遇と保障が確保されている一方で、作業員に対してルールの順守や相応の知識を身に着けることが要求されているというのが記事の指摘だ。これに対して中国のネットユーザーからは、中国の建設現場に関する意見が出ている。「どのプロジェクトもスピードが求められ、質が悪い」、「スピードばかり重視して、作業員の育成や待遇は重視しない」といったコメントが寄せられた。

 中国はとにかく広い。スピード重視の風潮は、もうしばらく続くかもしれない。しかしその勢いが一段落した時、必ずや安全性や品質を重視する方向へとシフトしていくはずである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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