東南アジアで日本車に挑む中国車、独壇場であるはずの日本企業が警戒する理由=中国報道

東南アジアで日本車に挑む中国車、独壇場であるはずの日本企業が警戒する理由=中国報道

東南アジアは成長著しい新興国が数多く存在し、自動車市場も急成長を遂げている。中国メディアの捜狐は31日、数年前は中国人にすら質を疑問視されていた中国車が近年、日本の自動車メーカーに「東南アジアで戦いを挑んでいる」と伝える記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 東南アジアは成長著しい新興国が数多く存在し、自動車市場も急成長を遂げている。中国メディアの捜狐は31日、数年前は中国人にすら質を疑問視されていた中国車が近年、日本の自動車メーカーに「東南アジアで戦いを挑んでいる」と伝える記事を掲載した。

 記事は、東南アジアの人口は6億人を超え、成長著しいことを指摘しつつ、日本の自動車メーカーはすでに東南アジアの自動車市場で約75%という極めて大きなシェアを獲得していることを伝え、日本の各メーカーにとって非常に重要な市場となっていることを指摘した。

 一方、中国の吉利汽車や上海汽車、長城汽車といった自動車メーカーが近年、相次いで東南アジア市場に進出していることを紹介し、中国メーカーの動きについて、「危機意識の強い日本企業は市場を撹乱しかねない存在である中国自動車メーカーに強い警戒感を示している」とした。

 中国自動車メーカーの東南アジア市場におけるシェアは全体の0.2%ほどにとどまり、日本メーカーのシェアとは圧倒的な差があることを紹介する一方、中国メーカーの強みはやはり「低価格」であることだと指摘。また、電気自動車(EV)では日本を先行しており、各国が環境保護政策などを打ち出せば、中国メーカーにも勝算はあるはずだと主張した。

 また記事は、中国自動車メーカーの競争力は「数年前に比べて格段に向上している」と主張。東南アジアにおける消費者の中国車に対する認知を変えるためには長い時間がかかるとしながらも、中国の消費者は「中国ブランドの進歩をすでに知っているはずだ」と指摘した。さらに、「独壇場」にある日本車の地位をひっくり返すのは難しいとしても、中国政府が展開する「一帯一路」戦略を背景に、東南アジア諸国は中国メーカーに対して「門を開きつつある」と主張、こうした要因があるからこそ日本の自動車メーカーは中国メーカーの動きに危機感を感じているのだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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