中国人に人気の「日本製鉄瓶」、山東省の郊外に専門店出現・・・「ウソだ、ニセモノだ」と全力で疑う中国ネット民

中国人に人気の「日本製鉄瓶」、山東省の郊外に専門店出現・・・「ウソだ、ニセモノだ」と全力で疑う中国ネット民

「職人気質」の手本としてしばしば中国で話題となる日本のモノづくり。とくに伝統工芸は「伝統を守りつつ時代に即応する柔軟性を持つ」お手本として評価されることが多い。その中で中国人に人気のアイテムの1つが、南部鉄器に代表される鉄瓶だ。

 「職人気質」の手本としてしばしば中国で話題となる日本のモノづくり。とくに伝統工芸は「伝統を守りつつ時代に即応する柔軟性を持つ」お手本として評価されることが多い。その中で中国人に人気のアイテムの1つが、南部鉄器に代表される鉄瓶だ。

 中国メディア・今日頭条はこのほど、中国国内の農村に日本直輸入の手づくり鉄瓶を専門に販売する店が出現したとする記事を掲載した。

 記事によれば、日本の鉄瓶専門店が出現したのは山東省東部の古い街。最近建てられた、封建時代の様式を模した建物が並ぶなかで「手づくり鉄瓶」という木製の看板を大きく掲げている店舗がある。そして、店の前には黄色い布が敷かれたテーブルが置かれ、そこにはたくさんの鉄瓶が並んでいる。

 テーブルの前に掲げられた説明書きには「日本で手づくりされた」、「これで湯を沸かすと軟水になる」、「日本では健康鉄瓶と言われている」といった宣伝文句が。凝ったデザインのものが多く、値段は数千円から十数万円とのこと。

 日本から個人輸入で仕入れたと説明されているが、その真偽は不明。段ボールに油性ペンで書かれたプライスボードがやや胡散臭さを放っている。決して安い値段の代物ではないが、記事は立ち止まて手に取ってみる人が結構いたと紹介している。

 記事と写真を見た中国のネットユーザーは、おおかたが「ニセモノだ」と評価している。「全部中国製。本物の日本の鉄瓶だったら店主はこんな風に外に並べて売ったりしないし、一般庶民が買える値段でもない」、「中国で作った日本の道具」、「全部没収だ」といったコメントが寄せられた。また、仮に日本の鉄瓶を模して作ったものだった場合には、その成分や安全性も心配だという声もあった。

 あくまで真偽のほどは分からないのだが、記事から分かるのは日本の鉄器に対する関心が高いということ。中国国内には本物そっくりのニセモノが当たり前のように出回っている。信じるか信じないかの判断は、消費者に委ねられている。(編集担当:今関忠馬)

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