同じ相手に続けて取りこぼさない、中国の横綱っぷりが目立った丁寧―平野美宇戦=台湾メディア

同じ相手に続けて取りこぼさない、中国の横綱っぷりが目立った丁寧―平野美宇戦=台湾メディア

同じ相手に続けて負けることなく、しかも圧倒的な強さを見せつけた丁寧はやっぱり横綱だった……。台湾メディア・東森新聞雲は3日、同日ドイツで行われた世界卓球女子シングルス準決勝で平野美宇が丁寧に完敗したことについて「卓球で中国を2度続けて負かすのは、ほぼ不可能な任務だ」と評した。(イメージ写真提供:123RF)

 同じ相手に続けて負けることなく、しかも、圧倒的な強さを見せつけた丁寧はやっぱり横綱だった・・・。台湾メディア・東森新聞雲は3日、同日ドイツで行われた世界卓球女子シングルス準決勝で平野美宇が丁寧に完敗したことについて「卓球で中国を2度続けて負かすのは、ほぼ不可能な任務だ」と評した。

 記事は「先日のアジア選手権で中国のトップ選手3人を次々撃破して優勝した平野だったが、丁寧に1−4と完ぺきなリベンジを果たされた。丁寧との準決勝ではほとんどチャンスはなく、早々にリードを広げられての完敗。中国を撃破するという大会前の大言壮語は打ち破られ、日本ファンの希望も木っ端みじんにされた」と伝えた。

 また、今大会開始直後に中国女子代表監督だった孔令輝氏が賭博スキャンダルで帰国するアクシデントが発生したものの、この一件が中国代表選手の士気にに影響を与えることはなかったとしている。

 そのうえで、3日の平野戦で改めて証明された中国卓球の強さについて「技術と戦術の組み合わせ、メンタル、練習全てにおいて世界の先頭を走っている。さらに恐怖なのは、相手に対する深い研究ぶり。平野の活躍に慌てた中国はアジア選手権後、その戦法を研究するだけでなく、選手に模倣させた」と解説。1990年代の女子卓球界で絶対女王として君臨、五輪など世界主要大会で18個の金メダルを獲得したケ亜萍さんが「中国選手に抗うということは、個人ではなく中国という巨大な団体に抗うということ。平野とてわれわれの研究には耐えられない」と語ったことを紹介した。

 今回はきっちりとリベンジを果たした丁寧と「チーム中国」だが、平野が中国卓球界を驚かせたのは確かだろう。記事は「それでも平野は今の中国女子とって最大のライバル。若いゆえまだまだ成長のチャンスがある。3年後の東京五輪にはどれほど中国と渡り合う力を身に着けているだろうか。3年あれば、多くのことが変わりうるものだ」と結んでいる。本当に大事なのは、そして本当に楽しみなのは、これから先の「変化」なのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)